三井不動産は9月13日、三井不動産ロジスティクスパーク船橋ⅠにICT LABO開設に伴う記者内覧会を実施したが、そこで同社野球チームの〝かつて〟の主力選手、溝口賢治氏と福田法文氏にばったり出会った。両氏とも「もう我々の出番はない」と、野球の話なのか近未来の社会について話したのかよくわからないが、ICT技術の進展に脱帽していた。
記者内覧会の記事については別稿で書くが、溝口氏と福田氏は〝かつて〟(これには反発したが)三井不動産チームの主力だった。
溝口氏は東大野球部出身。守ることも打つことも投げることもできるユーテリティプレーヤーとして活躍。もともと重量級だったが、この日は一段と成長し一回り大きくなっていた。名刺には「ロジスティクス本部 業務推進室 業務推進グループ統括」とあった。
16にも上るICT関連の機器やシステムについて「流通コストの削減を図ろうにも、人材が集まらないのが現状。われわれは人手不足は物流から始まると考え、数年前から取り組んできた。これからは一挙に省人化が進む」と、わざわざ積載重量120キロまで耐えられる追従(〝ついしょう〟と記者は読んでしまったが、もちろん〝ついずい〟)運搬ロボットに「おれは100キロないからね」と自ら乗るなどして記者に懇切丁寧に説明してくれた。
野球については「おじさんチームのBチームで準優勝し、一部に昇格した。Aチームに負けないぞ」と、記者が〝かつてのエース〟と呼んだのに反発した。
ロジスティクス本部には〝RBAの星〟志村亮氏もいる。
福田氏も、最近の試合には出場しなくなったが、同社チームの出場試合数の多い選手ではトップクラス。選手が集まらない危機を救ってきた。
本職は同社ベンチャー共創事業部事業グループ主事で、ICT LABOにも車番認証カメラを出展しているクリューシステムズ事業本部長として出向している。記者は何が何だかよくわからないが、「従来だと500万円くらいだったものが、これ1台で100万円くらいに抑えられる。他の用途も無限」と将来性をアピールした。
今年の同社チームは決勝トーナメント進出を決めた。エース深澤も復帰した。クジ運次第では4強入りが狙える位置にいる。ドームに進出したら二人に会えるかもしれない。楽しみだ。
(興味のある方はRBA野球のホームページで「溝口」「福田」を検索してください。20本以上の記事がヒットするはず)