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2017/10/30(月) 13:00

ドーム進出はどこか 第29回RBA野球大会 水曜ブロック準決勝 記者の〝勝って〟予想

 第29回RBA野球大会水曜ブロック決勝トーナメント3日目準決勝戦2試合が11月1日(水)、大井ふ頭海浜公園で行われる。例によって記者のどっちも〝勝って〟予想。これまでの勝敗予想の確率からすれば1試合は外れることになるが、果たしてその試合はあるのかどうか。( )内の数字は記者のレーティング。

住友林業(85⇒87)-積水ハウス神奈川(92)

 打力が勝る積水神奈川がやや優勢。積水の先発は工藤でほぼ確定。安定感が抜群。スピード、コントロールも申し分ない。住林打線ならほぼ完ぺきに抑えるか。

 打線も揃っている。先頭打者上床は守備もよく足もある。出塁すれば間違いなく走る。主砲の若佐、齋藤は一発の魅力を秘める。脇を固める小松崎、石田、山縣に新人の熊倉がDHで出場するはず。守りも鉄壁。ミスはまずしない。

 不安材料を探すとすれば、「11月から忙しくなる」とナインが話しており、選手がそろうかどうかだけだ。工藤が欠場すれば若佐あたりが投げそうだが、となると完封は難しくなるとみた。

 住林は、エース石井が完全復活した。打線が弱かったとはいえちばリハウス打線から9連続三振を奪い、前試合でも7回をノーヒットに抑えた。積水打線を抑えても不思議ではない。

 問題は打線だ。工藤から連打で得点するのは難しい。少ないチャンスを機動力で生かしたい。しっかり守って石井を盛り立てたい。接戦に持ち込めばチャンスあり。

旭化成ホームズ(90⇒91)-ミサワホーム東京(84⇒86)

 総合力で勝る旭化成ホームズが優勢。先発は左腕沼座もあるかもしれないが、ここはエース今野だろう。相手打線をほんろうするか。

 打線は、佐藤新監督が〝少数精鋭〟路線を打ち出し、人数こそ少なくなったが最強打線を維持している。先頭の橋本が、かつての北寒寺のような活躍をみせている。自ら出塁するとノーヒットで得点できる足が武器だ。主砲松井、新人の秋山、ベテランの北寒寺、久保田らバランスもいい。

 ミサワ東京は打線がカギとなる。エース古市はかつての剛球投手から技巧派に転身した。最少失点は覚悟しないといけない。

 すべては今野を攻略できるかにかかっている。今野は弱点と見たら徹底して攻める。そこを逆手に取って、投げられたら一番困る球に絞って狙い撃ちはどうか。三振か本塁打か、主砲高橋に期待したい。

 

 

 

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