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2017/11/26(日) 22:20

志村-相澤 無安打継投 歴代4人目の6大学女性選手・川崎もベンチ ケンコーポ無念

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感無量の三井不動産・細井監督

三井不動産(84.5⇒87) 3-2 ケン・コーポレーション(89⇒90)

  1 2 3 4     合 計
三井不動産      
ケン・コーポレーション      

 

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志村投手(左)と相澤投手

 三井不動産が第14回大会以来15年ぶりの決勝進出を決めた。〝RBAの星〟51歳の慶大卒・志村が連投にも関わらず4回を2四球のみの2失点(自責はゼロ)に抑えると、32歳の後輩・相澤が2イニングを直球勝負で完璧に抑えた。3得点は全て暴投と敵失によるもの。危ない守りもあったがよくしのいだ。普段の2倍の選手・応援団が勝利を手繰り寄せた。ケン・コーポレーションは相手の気迫に敗れた。上松は2死から暴投と自らの失策で3失点したのが命取りとなった。

 三井・志村、ケンコーポ上松両投手が完璧の立ち上がりで投手戦を予感させたが、結局は守りが明暗を分けた。三井は3回、2死から1番斎藤がチーム2安打を左翼前に運び、盗塁、2番大坪、3番内海が四球で満塁とすると、4番打者山本のとき暴投で1点。山本は投手ゴロとなったが、上松が1塁へ悪送球して2者が還りこの回3点を先取。放った安打はこの回の斎藤と2回の山本のみ。

 志村は4回まで無安打、2つの四球を与えたのみで、味方の2つの失策で2失点して降板。5回から登板した相澤がいきなり3者三振に斬って取り、6回も1四球を与えたが完璧の投球を披露した。二人とも外野に飛球を飛ばせなかった。

 ケンコーポは無念。4回、1死から3番羽中田が四球を選び、続く大澤の敵失で1、2塁とすると、重盗を成功させプレッシャーをかけた。5番越後の3塁ゴロは本塁悪送球となり1点。さらに7番矢澤の内野ゴロでその差1点に追い上げたが反撃はここまで。

 先発上松は3回2死から突如制球を乱し自滅。2番手の大澤が好投しただけに悔やまれる。

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敵失で生還する三井・内海(捕手は羽中田)

〇細井監督 ガハハハハ(女性の川崎? )DHの浅井と迷った

〇志村 連投? 大丈夫。(次は東京ドーム)いや、決勝進出までがわたしの役割なので…(細井監督は「ダメダメ、決勝も」とお願いした)川崎? 何が?(守備が)いいですね

〇相澤 回数が少なかったので…(デビュー時よりストレートは走り、低めに決まった。旭化成・今野より球は速かった)

〇南光院 どちらがサイン? 企業秘密です(ベンチからは〝ナイスリード〟の声が飛んでいた)

〇川崎 ソフトじゃなく野球を小学生からずっとやってきました。志村さんと相澤さんと同じ慶大野球部出身の社会人2年目です。女性の選手は明大の2人と東大の1人が過去いまして、わたしが歴代4人目。守備は投手。何しろ部員は約200名いますので、公式戦は投げていません。身長? 155㎝(練習で2塁を守り華麗な守備をみせていた)

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川崎

〇森氏 志村と相澤が同じ試合で投げるのは史上初です。ドーム経験者? 私と志村と細井だけ。相澤も経験はない

●田辺監督 相手の気迫…です。あんなフルメンバー(応援団含め23名)見たことがない、そのくらい勝ちに来ている。継投するだろうことも分かっていた。ミスしちゃいけない、1点に抑えていれば2点返せても、2点目3点目をとられていてはいけなかった。今日は完敗です

●羽中田主将 打てなかったということと、勝ちに行く姿勢…

●大原 (同じ2塁のあの女性はどうですか)俺よりうまい(未確認だが、転勤で部を離れるとか)

●嶋 あの人(川崎)最高に素晴らしい(嶋も女性)

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三井不動産 先制

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相澤を称えるダウンジャケット姿の森氏

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南光院(左)と斎藤

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晩秋の寒さが身にこたえる敗色濃厚のケンコーポの最終回ベンチ

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