RBA OFFICIAL
 
2017/12/03(日) 16:03

日曜準々決勝 15失策ほとんどが西日を正面に受ける三塁・遊撃・左翼手

IMG_6528.jpg
サングラスをかけて守る三井不動産・川崎

 失策をした選手の傷口に塩を擦り込むようなことはしたくないが、これから先もあるのであえて書く。

 11月26日に行われた第29回RBA野球大会日曜ブロック準々決勝戦は失策の多寡が明暗を分けた。清水建設-タイセイ・ハウジーは9-5で清水が勝利した。失策の数は清水がゼロ、タイセイが6個。三井不動産レジデンシャル-旭化成リフォームは6-2で三井レジが勝った。失策の数は三井レジが1個なのに対し、旭化成は実に8個。問題なのは、この15失策のうちほとんどが三塁手、遊撃手、左翼手だった。試合開始は12時30分。晩秋の低い太陽が1塁方向から3塁方向に西日が照り付けていた。その影響があったのかなかったのか。

 タイセイは5-3とリードした最終回の守り、1死1、3塁から3塁手の失策から3失策を犯し一挙6点を奪われ涙を飲んだ。三塁手、遊撃手、左翼手の守備機会7回のうち5回ミスをした。もう1回は、ショートゴロ併殺を狙った2塁手の1塁への悪送球だった。

 旭化成はもっとひどかった。2-6で完敗したが、1-1の同点の4回の守りで、1死から3塁手が3連続失策したのが致命傷になった。3塁手は守備機会7回のうち5回失策した。他の3失策もすべて遊撃手と左翼手だった。投手の自責点はゼロ。

◇       ◆     ◇

 いったい、こういうことが起こりうるのか。RBA球界の№1遊撃手に聞いた。

 この選手によると、西日が原因でエラーをした記憶はないそうだ(この選手がエラーをしたのを記者が見たのは3度のみ。うち2度は負け試合。鉄壁の守備はプロに例えれば牛若丸・吉田義男氏かヤクルト・宮本慎也氏か広島・菊池涼介氏か)。

 太陽と飛球が重なって捕球しづらいときには、グラブを顔の前にかざし、グラブの隙間からボールを見て、まぶしさを防いだことがあり、対策としてサングラスをかけるのは効果があると話した。

◇       ◆     ◇

 そういえばあの日、6大学野球歴代4人目の女性選手、慶大硬式野球部出身の三井不動産・川崎選手は試合前の守備でサングラスをかけていた。あのゴジラ齋藤も、なにもしなくてもゴジラそっくりなのに、目の下に黒いシールを張り付けて(相手を威嚇する効果もあるのか)試合に出場していた。

 選手は、当日のグラウンド状態、太陽の位置などを事前にチェックすることを心掛けたい。

IMG_8368.jpg
ゴジラ齋藤

 

 

 

 

 

ログイン

アカウントでログイン

ユーザ名 *
パスワード *
自動ログイン