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2018/03/18(日) 23:01

松坂世代だ リスト杉山だ 初マラソンで4時間切る快挙 板橋Cityマラソン

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左から長野氏、杉山氏、木内氏

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 横浜高校時代、松坂投手にエースの座を奪われたRBA野球大会の古豪リストのかつての主砲、杉山大樹氏(39)が初マラソンで4時間を切る快挙を成しとげた。3月18日に行われた「2018板橋Cityマラソン」で達成したもので、走破タイムは3時間54分27秒。順位は8,000人以上が参加したマラソン一般の部総合男子で3440位。

 杉山氏は9時10分34秒にスタート、5キロごとのラップは30キロまでは26分台をキープし、スタート時の順位7,846位から一時は3,183位まで浮上したが、35キロ過ぎからペースが落ち、残り2キロ時点で3分差をつけていた同社のマラソンの師匠、木内寛之氏(47、タイム3時間53分58秒)にもゴール寸前で抜き去られた。

 杉山氏は、「4時間を切れたのは師匠のお陰。30キロあたりまでは調子がよく楽勝かと思ったが、37キロあたりから足が動かなくなった。最後の2キロは歩きたくなるほどきつかった。野球とは比較にならない。もう絶対走りたくない気持ちだが、次は師匠のボス木内さんに勝ってやる。リストで4時間を切ったのは僕のほかは木内さんと北見社長しかいない。」と前を見据えた。秋のホノルルのトライアスロンに挑戦するという。

 木内氏は、筑波大アメフト出身。「10年くらい走っている。ベストタイムは3時間41分。杉山が飛ばしたのは分かっていたが、ついていったら潰れると考え、自分のペースを守った。負けたら会社でなにを言われるかと恐怖を覚えた。勝ててよかった。今度の対戦? もちろん絶対負けない。圧倒的に負けたくない。受けて立つ」と断言した。

 木内氏はまた、「素人が最初に目指すのが4時間を切る〝サブフォー〟。しかし、これがなかなかできない。杉山はたいしたもの」と弟子を称えた。

 同社からはこのほか、長野敏文氏(42=タイム5時間8分13秒)、庄司真氏(35=同4時間53分4秒)、山本宏氏(33=同6時間32分3秒)が出場し、みんな完走した。もう一人出場する予定だったが、スタートの前日に〝リタイア〟した。

 完走した5人は「走っている間中、早く終わってほしいと思っていた。しかし、こうやって走った後で飲めるのが最高にいい」と口々に語った。明日はきちんと出社するそうだ。独身の長野氏は、「どのような女性が好みか」という記者の質問に酒の勢いも借りてか「(野球部の監督)倉持さんの娘さん明日香さんがいい」とラブコール。

 延々と続く打ち上げ式にあきれ返ったのか、杉山氏の奥さんは、「(杉山氏が)内野ゴロを打って肉離れする野球など見たくない」と野球での奮起を促し、妹さんと一緒に帰っていった。

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庄司氏(左)と山本氏

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1時間40分、待ち構えていたが杉山氏のゴールシーンは捕らえられず

 

 

 

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