渡辺監督を胴上げするナイン
三井不動産レジデンシャル(85) 3-1 三井不動産(87)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | |
三井不動産レジデンシャル | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | |||
三井不動産 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 |
第29回RBA日曜ブロック決勝戦 三井不-三井不レジ スコア速報
吉田投手
〝おっととととっ〟吉田 凡飛を落球 自らピンチ招く
三井不動産レジデンシャルが参加10年目にして初V-第29回RBA野球大会日曜ブロック決勝戦、三井不動産-三井不動産レジデンシャルが4月27日、神宮球場で行われ、三井レジが2回に挙げた3点をエース吉田がピンチをしのぎ切り1失点(自責ゼロ)の好投。参加10年目にして初優勝した。藤林清隆社長を始め駆け付けた幹部の声援に応えた。三井は志村が欠場。代わって先発した相澤が2回に連打を浴びた。あと一歩及ばず。
三井レジは2回、この回先頭の4番内山と続く小平田が連打し好機を作り、6番坂尾の2塁ゴロエラー1点先制。さらに7番室谷、9番川崎の適時打でこの回3点を挙げた。内山が先制のきっかけの安打を放ち、死球と四球で全打席出塁の活躍(盗塁失敗も2つ)。室谷、川崎も勝利に貢献した。1~3番は音なし。
エース吉田は、自らも含め味方の5失策で再三ピンチを迎えたが、失策による1失点に抑えた。被安打3、自責ゼロの力投だった。
三井はあと1本が出なかった。初回の1死1、2塁、4回の無死1、2塁、5回の無死満塁の好機に、敵失による5回の1得点にとどまった。6大学ベスト9にも選ばれた東大卒の新人楠田が初打席初安打を放った。
相澤投手は先輩・同僚に気遣ったのか2回に集中打を浴びた。その後は1安打に抑えただけに悔やまれる。
相澤投手
〇渡辺監督 吉田が殊勲賞
〇吉田投手 初回は緊張したが、2回以降は普通に投げられた。(凡飛を落球して)あれは恥ずかしかった
〇内山 今日の山際は予想した通り
〇山際 あの(記者の)記事が堪えた。社内に一挙に広まった。わたしはそんなにゴルフに入れ込んでいませんから(内山が「あいつは心臓が強くない」と言ったのは本当だった)
三井レジナイン
三井ナイン
三井レジ 先制点
室谷 追加打点
三井ベンチ
内山(左)と山際
〇室谷 あれは三塁強襲安打。相澤? あの記事はいかにもわたしが格下じゃないですか(慶大の実績からすれば相澤ははるかに格上)
室谷
〇向山 往年の名選手。御前試合で勝ててよかった(足は速かったが並ではなかったかと思うが、試合後は胴上げされていた)
三井レジベンチ(中央が向山)
〇藤林社長 まだ設立丸11年の会社が、みんなの力、若い力で、伝統の三井不動産に勝つことができた。感動した。この勢いで総合優勝戦勝利に向け頑張ってほしい。期待している
藤林社長
〇〝熱男!〟小西英輔執行役員(最前列で吠えていた)
小西氏
●細井監督 ハリを打ってきた…負けたのは残念だが、相手は仲間だから…(ぎっくり腰がうそのよう。奥さんも応援に駆け付けていたようだ)
●飯野健司常任監査役 ベストメンバーで臨んだ。応援の数ではうちが勝ったが、実力は相手が上だった
細井監督(左)と飯野氏
●楠田 軟式はやったことがなく、すごく緊張した。宅建? 落ちました。守備がうまくない? いつも怒られてばかりでした(配属がどこになるか気にしていた)
楠田
●亀井 何試合か投げました。0勝0敗です。防御率? 9.00です(投げれば9回で9点ということではないのか)。志村さん、相澤さんには一生勝てません(慶大卒の新人投手)
亀井
●川崎 声援で貢献していますから(6大学野球3人目の女性選手。慶大卒。試合後投球練習をしたのを見たが、ストレートは120キロはあった。守備もうまい。斎藤とコンビを組んだら面白い。内海は1塁にコンバート)
〝120キロは出たかしら〟川崎
●溝口 残念。まあ、相手はよく知っているメンバーばかり。おめでとうと言いたい。わたし? 100キロ? 超えていないからね(あの展開では代打もないか。100キロは球速でなくて体重)
〝おれは100キロないぞ〟
3塁側スタンドには1塁側の数倍の社員らが応援に集まっていたが、親子対決だけあって、1塁側と3塁側の間の「中間ゾーン」では、両方に拍手や声援を送る人々が。「どっちも応援してます!」という男性の楽しそうな声が響いた
お子さん2人と最前列で応援していた女性は、5回に1点を返した場面で、「すごい! やっと返してくれてすごく嬉しい。槙さんの応援に来たのでこの後ぜひ出場してほしい」と、観戦を楽しんでいた
大石ファミリー。妻の仕事がなかなか終わらず妻子は試合には間に合わなかったが、球場へ駆け付けパパをねぎらった。「少し見られるかと思ったんですが」(妻)