〝何だと、俺がオオカミ少年だと〟謝敷
トラバース(91) 6-7 オープンハウス(87)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
トラバース | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 1 | 3 | 6 | ||
オープンハウス | 1 | 3 | 1 | 2 | 0 | 0 | x | 7 |
〝打てるもんなら打ってみよ〟川崎
オープンハウスが逃げ切った。大阪桐蔭の中田とコンビを組んだ〝全国区〟の謝敷が今季初出場、先制2塁打を含む4打数3安打3打点の大活躍でけた違いのパワーを見せつけた。投げては謝敷の明大先輩・川崎が力で勝負し、マメをつぶしながら6失点完投。トラバースは元梅田が初回に大飛球を放ったが、肉離れを発症。3塁止まりだったのが痛かった。平野は不調、4人を注ぎ込む苦心の継投も実らなかった。
オープンは初回、2番塚原が四球を選び、3番謝敷が左中間2塁打を放ち先制。2回には3つの四死球を挟み1番荻野の内野安打と謝敷の左翼越え2塁打で3点追加して平野をKO。3回は敵失で1点、4回は謝敷の安打を4番橋本が中堅越え2ランを放ち突き放した。橋本右翼手、荻野遊撃手も美技で川崎を盛り立てた。
エース川崎は初回、いきなり3塁打を許したが後続を断ち、後半はマメをつぶしたからか6失点したが、自責点は2のみ。投げ切った。
トラバースはあと一歩及ばず。5点差を追う4回、敵失をきっかけに8番門井の安打と9番平野の左翼2塁打で2点を返し、6回は平野の左翼適時打で1点、さらに最終回には3つの四球と敵失を絡め4番星の内野安打などで3点を返した。なおも1死1、2塁の同点機に2塁走者が飛び出し、捕手からの牽制に刺されたのが痛かった。
〝ちょっと注射が足りなかったか〟トラバース平野
〇ナイン 〝オオカミ少年〟などと書くから謝敷が怒って打ったんだ(謝敷は子育てじゃなかったのか。あの初回の当たりは元西武の梅田の大飛球とそん色なかった。怒りを記者でなく球にぶつけてくれて助かった)橋本? 橋本はやばいよ(何者か明かさなかった)
〇謝敷 …(手を握るだけで何も話さなかった。怒っているようには見えなかった。それにしても左利き謝敷はなお成長している。入社当初はブルブル振り回すだけだったが、2本の2塁打はいずれも左中間方向に打ったもので、3安打目はきれいにセンター返し。打法は浅村に近い)
〇橋本 守備位置が深すぎ? いや、ルール通りホームから90mくらいじゃないか(右翼を守り、梅田のホームラン性の当たりを好捕)
●佐藤監督 フェンスのあるところで戦いたい。〝プロ一人〟は外すべき
●松本(女性) あの右翼手(橋本)は違反じゃないの? 隣のグラウンドの遊撃手のところまで行っていいの。荻野の守備は源田並み? 何言ってんのよ、うちの林崎さんのほうがうまいわよ(なるほど。西武時代の林崎は二塁手で、浅村がいたために定位置を奪えなかった。今もそうだが、当時、西武にはいい打者がたくさんいた。MLBのようにトレード制限を緩和すべき)
●酒見スポークスマン 敗因は初回と2回の攻防にあったのではないか。1枚の元プロ枠で梅田を選択し1番に据え、初回の攻撃で左中間を抜くランニングホームラン性の当たりで期待に応えましたが、そこで肉離れを起こしてしまいました。2打席目の当たりこそフェンスがあればHRというライトフライでした。3打席目、4打席目はチャンスで打てませんでした。守備面でも平野の制球が定まらず、四死球でランナーをためて3番バッター謝敷さんに打たれてしまいました。最終回の攻撃も6-7になって、1死1、2塁で2塁ランナーが飛び出したのが痛かった。オープンハウスさんが強いというよりは、完全にうちが自滅した形でした
技あり!謝敷 先制打
謝敷の先制打で生還した塚原
〝何者だ〟オープンハウス橋本
ショート荻野(左)とセカンド塚原
〝痛いよ~〟梅田
最終回、角井に何やら策をささやく佐藤監督
〝馬鹿な記事を書くから予想を外すのよ〟オープンハウス応援団
※謝敷の自尊心を傷つけ、闘争心に火をつけた記者の拙文 あの謝敷は子育てに夢中のようで、〝出るぞ出るぞ〟ばかりのオオカミ少年になり果てている。情けない。