第31回RBA野球大会水曜ブロック予選トーナメント1日目が6月12日(水)、大宮健保グラウンドで開幕する。記者のどっちも〝勝って〟予想。( )内の左の数字が昨年の、右の数字が今年のレーティング。数値は先に行われた抽選会場での各チームの参加者のコメントを参考にした。
三菱地所ホーム(70⇒68)-日神不動産(68⇒67)
予選トーナメント1日目の人生裏街道枯れすすきの最弱チーム決定戦の最高の好カード。蝸牛角上の戦いだ。日神は過去5年間勝ち星なしなのに対して、地所ホームは3年前に2勝しているのでやや優勢としたが、自信はない。
三菱地所ハウスネット(83⇒81)-トラバース(91⇒91)
トラバースが打力で圧倒すると見た。エース平野が先発するはずだか、どこまで投げられるのか、代わりはいるのかの不安はあるが、打線はRBAナンバーワン。ここは楽勝か。
参加2年目の地所ハウスネットは昨季、神がかり的な逆転劇を演じたが、ここは相手が悪すぎる。勝機を掴むとすれば徹底して勝負を避けること。打ちたい連中ばかりだから悪球に手を出す。ここに付け込めばひょっとするかも。
ミニミニ(87⇒87)-一条工務店(85.5⇒85)
接戦だが、ミニミニをやや上位と見た。誰が投げるか不明だが、一条打線相手ならほぼ完ぺきに抑えるか。
一条はここで負ければ2連敗もありうる。先発は池本か望月か。双方とも最少失点に抑える力があるが、打線の奮起が必要。
三菱UFJ不動産販売(71⇒70)-住宅情報館(78⇒75)
住宅情報館を上位に見たが、ひょっとしたら過大な評価をしているかもしれない。三澤の親子リレーで初戦突破し勢いに乗りたいところだろう。
三菱UFJは情報がないが、昨年より戦力アップは考えづらい。年俸200万円の木下は安打を放ったら100万円。チャンスあり。
三井不動産リアルティ千葉(81⇒82)-東急ホームズ(76⇒77)
「ちばリハウス」改め「三井不動産リアルティ千葉」がやや優勢。エース篠原が相手打線を手玉に取るか。
東急ホームズはムードメーカー稲木の出場はないと見た。佐藤がどこまで踏ん張れるか。
東京セキスイハイム東京(82⇒83)-タウングループ(86⇒85)
タウングループがやや優勢だが、エース坂本の〝退団〟は痛い。代わりの投手次第では惨敗もあると見た。
昨年は初戦でタウンに0-3で敗れている東京セキスイハイムだが、相手は坂本がいない。ここはチャンス。逆転もあるとみた。ムードもいい。
ケイアイスター不動産(82.5⇒83)-オークラヤ住宅(83.5⇒84)
双方とも情報なし。昨年並みの戦力だとオークラヤ住宅がやや優勢。加藤投手が力で封じるか。
業績絶好調のケイアイスター不動産だが、地盤は埼玉、群馬など。野球で存在感を示してほしいが…。貧打をどう解消するか。
野村不動産アーバンネット(91⇒91)-住友林業(89⇒88)
野村不動産アーバンネットが優勢。エース茂木は登板回避する可能性大とみたが、回避するようだとそれだけ肩、肘の状態が悪いはずで2連覇に黄信号。
住林はエース石井がどこまで踏ん張るかだが、限界と見た。打線の補強もできていないと見た。
スターツ(85⇒84)-みずほ不動産販売(80⇒81)
双方とも情報なし。スターツのエース井原は昨年の悔しい逆転負けのショックから立ち直っているのか。
みずほは丸山-片岡のバッテリー次第。打線は井原を攻略するのは容易でない。
東京建物不動産販売(72⇒69)-ミサワホーム東京(89⇒90)
ミサワ東京が優勢。今後の優勝戦線を占う意味で誰が投げるのかに注目したい。
東建不販は、日神不動産、三菱地所ホームと三弱争い。負け方次第では最弱に転落か。
エイブル(89⇒90)-グローバル住販(82⇒82)
エイブルが優勢。エース小笠原がどのようなピッチングをし、課題の打線はどうかを注目したい。
グローバル住販は谷繁の息子が投げるのか。打線は小笠原を攻略するのは容易ではない。
長谷工グループ(80⇒81)-三井不動産リアルティ(86⇒85)
三井不動産リアルティがやや優勢。エース山口は練習にも参加していないようなのが不安材料だが、ここは突破するか。
長谷工は打線がエース梅垣を援護したい。接戦に持ち込めばチャンスあり。
大和ハウス工業(81⇒83)-パナソニックホームズ(81⇒82)
接戦だ。大和ハウス工業は大阪勤務からトミー(冨永)が帰ってくる。投手力は整ってきた。あとは打線だ。
パナソニックホームズは情報がないが、潜在的な力はある。あとはやる気だけだ。
ナミキ(74⇒76)-ナイス(85⇒87)
ナイスが優勢。ここは圧勝して粉飾決算問題で揺れる会社を元気づけたい。山本のピッチングに注目。弟は好調。
ナミキは昨年よりは戦力アップしているようだが…。渡辺美穂選手の代打登場がありそう。
ポラスグループ(86.5⇒86)-オープンハウス(90⇒90)
オープンハウスが優勢。軟式社会人優勝の元サニークリーン宅間、常総で4番を打ったという大塚に注目したい。活躍次第で優勝戦線に浮上する。
ポラスはどこまで食い下がるか。旭化成ホームズ相手にあわやの試合をしたことがある。
積水ハウス京葉(82⇒85)-住友不動産販売(87⇒88)
住友不動産販売がやや優勢。昨年はまさかの2連敗で悔しい思いをした。今年は巻き返すか。先発は前田弟か。
積水ハウス京葉は生田の調子がよさそう。全盛時の出来は無理としてもどこまで抑えられるか。