〝サヨナラだ〟住友不動産販売
積水ハウス京葉(82⇒85) 2-3 住友不動産販売(87⇒88)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
積水ハウス京葉 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | ||
住友不動産販売 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 1X | 3 |
サヨナラ打を放った深作
住友不動産販売が6回に追いつき、最終回深作がサヨナラ打を放ち逆転勝ち。エース伊藤博がしり上がりに調子を上げ89球完投。積水ハウス京葉は生田が完全復活。スタミナ切れで逆転負けしたが、次戦につながる敗戦。
4回に二死満塁の好機を潰し嫌なムードが漂い始めた住友は6回、1死から4番越前が四球を選び、続く村井の左翼前安打と6番伊藤亮の右中間2塁打で同点。最終回は、4回に越前の代走として起用され、そのまま守備についていた深作がサヨナラ打を放った。
立ち上がりにやや難のある伊藤博は1、2回にそれぞれ1失点したが、その後は立ち直り、要所を締めるいつもの投球で7回を投げ切った。
積水京葉は惜敗。初回、先頭の井原の内野安打と2番棚橋の右翼前安打、3番生田は手堅く送り、4番坂本の内野安打で1点先制。その後は併殺。2回には、この回先頭の5番堂原が死球で出塁、続く根津も四球で好機をつくり、8番告野の犠飛でさらに1点追加。しかし、その後は伊藤博に抑えられた。
ここ数年、宅建取得のため欠場がちで、宅建合格と結婚の二つの同時おめでた(子どもも生まれたので三重の喜びか)で激太りし、投げるたびに痛打を浴びていた第23回大会の優勝投手生田は奇跡の復活。ストレートがよみがえり、見違えるほどの力投を見せ住友打線を抑えた。最後はスライダーがすっぽ抜けたようだ。
○深作 サヨナラ打?まぐれです。その時ツーツーで、ツースリーにはしたくないはずだと思って狙ったスライダーが、当たりでした。打席でベンチから「ギャル男」といじられ、それはもう20年も前なんですが…リラックスにはなりました。決勝T進出へ向け、次も頑張ります
○伊藤亮 同点タイムリーは、スライダーに体が反応しました。来週は私の誕生日
●生田 痩せた? いや逆に太った。筋肉が戻ったためか(これまでは羽をむしり取られた鶏のような、はち切れんばかり腹を抱えた大多和とは対照的な無残なたるんだ肌をさらけ出していた)
●告野 二回の犠打は、カウントを追い込まれ、転がせば何とかなるという気持ちで当てた。次戦は負けると終わってしまうので、勝てるよう頑張る
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深作のサヨナラ打で生還する前田兄(捕手は棚橋)
伊藤亮(左)と深作
生田
〝臨月の女性だってこんな腹にならないぞ〟大多和