ミサワホーム 神奈川(89⇒88) 5-2 住友林業(88⇒89)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
ミサワホーム神奈川 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 4 | 5 | ||
住友林業 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 |
3回、尾藤の中堅飛で本塁を狙うも林の好返球で憤死した住友林業・拵(捕手は丸岡)
天を仰ぐ拵
ミサワホーム神奈川が逆転勝ち。最終回、2死から5連続長短打で一挙4点を挙げた。大沼投手が2失点に抑えた。住友林業は新人・町田投手が力投したが、最後は力尽きた。
1点を追うミサワは5回、この回先頭の1番坂本が安打した2死後、4番関が同点打。再びリードを許した最終回、2死から2番牛腸、3番石部の連打で好機をつくると、4番関が逆転の2点2塁打を放ち、続く丸岡が3塁打、6番の早霜適時打を放った。
大沼投手は再三のピンチを凌ぎ、2失点完投。
前試合で2度のタイブレークの末、王者・野村不動産アーバンネットにサヨナラ勝ちしていた住友林業は逸勝。3回、9番日馬の安打を1番拵が3塁打を放ち1点先取。1死から尾藤の中堅飛で拵は本塁を狙ったが、相手林の好返球で憤死し追加点を奪えず。同点の6回には、2番井上が3塁打し、続く尾藤の内野安打で再びリードを奪ったが、そのあとすぐ逆転された。
町田は前試合に続き好投したが、最後は力尽きた。前試合では1度目のタイブレークで町田が5失点し、2度目のタイブレークでは石井が登板して無失点に抑えていただけに、7回にピンチを迎えた時点で石井への継投はなかったのか。
この日、野村アーバンの吉本は2回途中から登板し5回まで無失点に抑えていたが、最終回、初球のストレートを左翼越え本塁打された。投手の力量、展開にもよるが、抑えの投手がいるかどうかが優勝戦線を左右する。
○小林監督代行 大沼がよく投げ、みんなギリギリの人数でよく頑張ってくれた
○関 最終回、みんなに「僕まで回してくれれば何かを起こします」と言って臨んだ。何とかする自信はあった。ドラマティック4番。いや、僕に回してくれたみんなのおかげ
●石井監督 簡単に打てる相手投手ではないが、うちが好機を潰した感はあった。エンドランを仕掛けたところもうまくいっていない。決定力を欠きもう1点がとりきれなかった。投手はよく踏ん張ってくれた
左からミサワ神奈川 石部、牛腸、関