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2019/06/22(土) 12:58

野球か奥さんか どっち取る Jプロ主砲・司ちゃん(義積司) 悩ましい選択迫られる

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義積のご家族(2016年6月撮影)

 JR西日本プロパティーズの主砲・司ちゃん(義積司)と歓談する機会があった。早大から三菱重工神戸に入社し、キャプテンとして活躍したことは聞いていたが、滝川第二高校の3年次(1996年)に西武ライオンズの2位指名の打診を拒否し、早大に進学したことを初めて聞いた。

 1996年の西武のドラフト1位は玉野宏昌内野手(神戸弘陵学園高)で、2位は2017年に亡くなられた森慎二投手(新日本製鐵君津)で、4位には和田一浩捕手(神戸製鋼)が選ばれている。

 この年の主なプロ入り選手は井口忠仁氏(ダイエー)、三沢興一氏(巨人)、谷佳知氏(オリックス)、大塚晶文氏(近鉄)、小笠原道大氏(日本ハム)、松中信彦氏(ダイエ)、小坂誠氏(ロッテ)、柴原洋氏(ダイエー)、岩村明憲氏(ヤクルト)、今岡誠氏(阪神)らがいる。

 早大に進学した司ちゃんは4年生の2000年秋、打率.333の好成績を残し、外野手としてベスト9に選ばれている。その時の打率1位は法大2年生の後藤武敏氏(元西武-DeNA)だった。

 早大を卒業した司ちゃんは、プリンスホテル硬式野球部(当時の西武鉄道の総帥・堤義明氏は早大卒)に入ることを決めていたが、プリンスホテルは西武グループの経営合理化の一環として廃部となり、三菱重工神戸に入社した。重工神戸には10年間在籍。

◇       ◆     ◇

 さて、明日(23日)はRBA日曜ブロック開幕戦。Jプロはポラスと対戦する。単身赴任の司ちゃんは、ポケットから新幹線の切符を出し記者に見せた。月に一度か二度か知らないが、かわいい奥さんとお子さんが住む兵庫に帰るのだろう。確か行きは金曜日(昨日)で、帰りは23日の相生駅発となっていた。

 つまり、司ちゃんは明日の試合は欠場することが決定的だ。そこで記者は挑発した。「あなたがいなくて果たして勝てるか。相手の折笠投手から得点を奪うのは難しい」と。

 すると、司ちゃんは「わかんないぞ、野球を取るか嫁を取るか、子どもを取るか」と意味深な言葉を返した(何を話したのか覚えていないが、ミミズがのたうったようなメモにはそう記されていた)。

 レーティングはポラスが82、Jプロが83。ややJプロが優勢と見たが、野球はやってみないと分からない。野球を取るか嫁を取るか-悩ましい選択だ。記者はかつて「ゴルフかわたしか」と迫られ、ゴルフを優先したばっかりに夫婦仲が最悪になったことがある(もちろんハンディ戦だったが、ゴルフで優勝したのはこのときが最初で最後となった)。ゴルフを止めるきっかけの一つとなった。

 奥さん、同じ司の記者は、「あなたが出なければ負けるかも」くらいは言ったかもしれないが、「野球を取れ」とは絶対言ってませんからね。

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義積(昨年の大会から)

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