決勝の2ランを放った三井リース渡辺(打った瞬間、ホームランと分かった凄い打球)
三井不動産レジリース(87.5⇒88) 2-0 タイセイ・ハウジー(87⇒85)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
三井不動産レジデンシャルリース | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 2 | ||
タイセイ・ハウジー | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
悠々とホームインする渡辺
三井不動産レジデンシャルリースの下手投げ新人・樺沢投手が4安打完封勝ち。野手に専念したエース渡辺が決勝の2ランを放った。タイセイ・ハウジーは千葉英が5回を0点に抑えたが、2番手の井原が一発に泣いた。
5回まで7三振、2併殺で千葉英に抑えられていた三井リースは6回、この回登板した井原投手から一死後、一番大坪が四球を選び、盗塁を決めた二死2塁から3番渡辺が中堅越え本塁打。
樺沢投手は、浮かび上がるストレートに緩急2種類のスライダー、シンカー、ツーシームなどを自在に操り、7回を被安打4、奪三振4、与四死球3、97球の完封。
タイセイ・ハウジーは悔やまれる敗戦。「外す予定」(井上捕手)の渡辺への一球が命取りとなった。打線は初回、2番内山が左翼前安打を放ち、続く志田の死球と野呂の外野飛球で二死2、3塁の好機に、5番千葉英が初球の難しい球に手を出し三塁ゴロ。4回には一死から千葉英が中堅前安打し、続く井上のショートゴロか敵失となり、一死1、2塁となったが後続が続かず。5回の内山の2塁打による二死2塁、6回はこの回先頭の野呂の安打も生かせず。
先発の千葉英は初回、三者三振に切って取ると5回まで被安打3、奪三振7、与四死球1の0点に抑えたが、「もう限界」と降板。代わった2番手の井原が痛恨の一発を浴びた。
渡辺の2ランで生還した大坪を迎える三井レジリースベンチ
タイセイ・ハウジー千葉英
〇樺沢 駒大卒です。下手投げに転向したのは1年生の末。上手では通用しないと決断しました。主にリリーフで、勝利投手の成績はありません。持ち球はストレートにスライダーが2種類、シンカー、ツーシーム。大学でのMAXは130キロ。今日は全ての球がよく決まった
〇小野田捕手 捕手としては、コントロールに難がある渡辺よりリードしやすい。要求したところに投げてくれる
〇渡辺 投げないの? 投げない。後輩を育てなきゃいけないので。樺沢? いい投手ですよ。本塁打の球はカットボール。来週? 資格試験があるので欠場
千葉監督 (渡辺の本塁打について)投手にストライク球は投げなくていいよと言ったが敬遠を迷った指示不足。私は5イニング投げられるスタミナをつけないと。今日も早めに切り替えたかったが。次の試合は監督に専念したい
●朝日大卒の新人、井原 本職はサード。次は勝てるよう頑張る
●朝日大卒の新人、岩佐 本職は捕手だけど今日は代打から左翼の守備に入った。いいところで必ず打ちたい
●朝日大卒の新人、宇塚 僕は外野。今日はセンターを守った。次の試合はホームラン
●井上 (対渡辺は)外す予定だったが、中に入っちゃった(1球を悔やんだ)
●野呂 トラバースの今井さんは新潟アルビレックスの先輩
【記者のコメント】
三井リース渡辺は第2打席目も千葉英のストレートをはじき返し2塁打した。6回の二死2塁では、タイセイは歩かせるべきだと思った。次打者の小野寺も怖い打者だが、確率の問題だ。
渡辺がどれほど優れた投手であり、野手であるかは記事を読んで頂きたい。渡辺を抑えられる日曜ブロックの投手は緩急を使った場合の東建・河越(河越は器用ではないが)くらいではないか。千葉英は初回、外のストレートで三振を奪っているが…。
樺沢の攻略方法は分からない。西武打線はソフトバンク高橋に今季3連敗。素人目には真ん中に入ってくる球もあるように見えるが、タイセイ打者も球審も「微妙に変化する」と話した。
同じ下手投げでは、青山メインランドの小松崎が近いが、小松崎はスリークォーター気味に投げるし、樺沢は球がもっと速い。旭化成リフォームの左腕・結城は下手投げというより横手投げ。
樺沢投手
樺沢(左)と小野寺捕手
RBAデビュー戦の左から井原、岩佐、宇塚
タイセイ・ハウジー野呂
記者か付けたスコア(ボールカウントはつけない)
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