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2019/06/24(月) 22:22

旭化成リフォーム逆転勝ち 結城―風間の継投決まる ケンコーポ 運も味方せず

IMG_2736_三回、石田が本塁打を放ち次打者の金田監督(3)に迎えられる.jpg
本塁打した旭化成リフォーム石田(背番号3は次打者の金田)

旭化成リフォーム(85.585) 6-2 ケン・コーポレーション(8685) 

  1 2 3 4     合 計
旭化成リフォーム        
ケン・コーポレーション        

(時間切れ)

IMG_2708_二回、浅井が逆転のホームイン.jpg
2回、水島の安打で生還する浅井

 旭化成リフォームが逆転勝ち。結城―風間の継投で逃げ切った。ケン・コーポレーションは最上―上松の継投が実らず。審判の判定にも泣いた。運も味方せず。

 旭化成リフォームは1点を追う2回、この回先頭の4番金田の2塁打をきっかけに6番佐久間の安打、8番水島の3塁打、9番森の適時打などで3点を挙げ逆転。続く3回には無死1塁から3番の新人石田が2ランで点差を広げた。1点返された4回には、新人の7番浅井が内野安打で出塁し、俊足を生かし2盗を決め、森の左翼前安打で生還。決定的な5点目を挙げた。

 ケン・コーポレーションは初回、2番越後の本塁打で先制。3回は、この回先頭の4番上林が2塁打した一死後、6番最上の2塁打で1点。

 しかし、得点したのはこの2点のみ。2回は、この回先頭の7番山田が四球で出塁し、続く不破が2塁打、さらに9番朝日が四球で満塁としたが、後続が続かず。4回にも一死から越後が2塁打したが無得点。4本の2塁打を放ったうち3つは次打者が三振するなど打線のつながりを欠いた。主砲・羽中田は2-0、1四球。2度の好機にファーストゴロと三振。.

○金田監督 初回のミスが嫌な流れにならず2回の攻撃につながった。3回の石田の本塁打で試合をつくれた。先発の結城はそこそこ試合をつくった。2番手の風間は出来過ぎ。みんなまんべんなく活躍してくれた(監督、初回に先頭の木下が敵失で出塁し2塁まで進みながら、全く制球が定まらない最上に対し2番高嶋が簡単に打ってセカンドライナーで併殺になったのは頂けない。一気に潰すべきだった。もうずいぶん昔、同じようなシーンで僚友の旭化成ホームズの打者はセンター前安打で走者を還したのだが、本人は「監督の指示はゴロを打てだった。悔しい」と反省したのを思い出した。そういう野球をやらないと上位進出は難しい )

○石田 本塁打はたまたま。相手投手の球が速く、低めに来てすぐ追い込まれて、振った。欲しいところで点が取れて良かった。持ち味はフルスイング、期待の新人です!

○結城 球種は5~6種を投げ分けている。今日の相手は甘い球は確実に仕留めてくる、慎重にいったら球数が増えてしまった

●田辺監督 新人は宅建講習で欠場。好機にあと1本が出ず、審判の判定にも惑わされた…背水の陣で全勝を(王者の意地を見せてやれ)

●羽中田主将 次は負けられない(少し痩せたんじゃないか)

●矢澤 ここからこれを「いい負け」にしたい

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試合開始前の金田監督(左)と田辺監督

IMG_2713_二回、森の左安打で水島(7)が生還、ベンチに迎えられる.jpg
2回攻撃中の旭化成リフォームベンチ

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旭化成リフォーム石田

IMG_2679_初回越後が本塁打し先制.jpg
本塁打を放ったケンコーポ越後

IMG_2782_最終回をきっちり3人で抑えた上松.jpg
最終回に登板、3人をきっちり抑えたケンコーポ上原

【記者のコメント】

 記者はこの試合を見ていないが、審判の判定は試合時間と死球の判断についてのようだ。

 まず、1時間半の試合時間について。記者は審判ではないから、この件についてコメントする立場にはないが、RBAのルールの「試合時間1時間30分」とは、試合開始から1時間30分を経過したら次の回に進まないという極めて明快なルール。もめるはずがない。

 最初に審判が試合開始時間を告げればおのずと終了時間が決定する(やむを得ない中断時間をどうするかもあるが、その場合も審判が試合時間に含めない中断時間を双方に伝えるべき)。双方がこの時間をしっかり確認すれば、問題は起きない。ルール上はタイムを頻繁にかけ時間を引き延ばそうと、さっさと攻撃を終了するのも作戦の一つ。かつてのプロ野球はよくあった。

 この試合でいえば、後攻のケンコーポの攻撃が終了したのが1時間26分後と聞いたが、これが事実であれば、次の回に進むのがルール。審判の誤審というより、それ以前の資質の問題。〝審判は神様〟だから、だれも異議を唱えられないが、こういう人は審判をやってはいけない。

 死球の扱いについて。野球規則では「バッターが打とうとしなかった投球に触れた場合」にランナーになると定めており、「投球がストライクゾーンの外でバッターに触れ、しかもバッターがこれを避けようとしなかった場合には、ボールが宣告される」「バッターが投球を避けようとしたかどうかは、一に球審の判断によって決定されるものであって、投球の性質上避けることができなかったと球審が判断した場合には、避けようとした場合と同様に扱われる」とある。

 記者の約60年の野球観戦で、プロ野球の場合はボールゾーンで球に当たった場合は避けようが避けまいが全て死球が宣告されたように思う。西武の金森氏や広島の達川氏は間違いなく当たりにいったと思うが、さすが役者。審判も認めざるを得なかったのだろう。達川氏はとっさに指でつねって〝痕跡〟を残したという。金森氏も達川氏も性格が憎めないから、相手投手もブラッシングボールを投げなかったのだと思う。

 RBAでは、審判によって様々。記者が打者なら、死球を選ぶには振りにいって当たったように大げさに振舞い、かすっただけでももんどりうって苦痛の表情を浮かべる。審判にいかにいい印象を与えるかも技術。(誰がこの試合の当事者かは聞かなくてもよく分かる。Yさんよ、審判の性格をよく分析し、事前に鼻薬でも嗅がせておくべきだったのでは)

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ケンコーポ最上(試合開始前の投球練習で7球全てボール。旭化成は初回、併殺で好機潰す)

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旭化成リフォーム結城

 

 

 

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