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2019/06/25(火) 12:24

鹿島がコールド勝ち 高瀬が硫黄島から帰還 大成有楽はオレンジラボが燦然と輝く

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鹿島 遠藤

鹿島建設(8685) 7-0 大成有楽不動産(8374)

  1 2 3 4     合 計
鹿島建設        
大成有楽不動産        

(5回コールド)

 鹿島建設が5回コールド勝ち。高原-遠藤と繋いで完封。許した安打は初回の内野安打の1本のみ。高瀬が2年半ぶりに硫黄島から帰還した。大成有楽不動産は完敗。目もあやな「オレンジラボ」のユニフォームだけが燦然と輝き、おじさんばっかりの選手と好対照をなしていた。

 データがないので記事の書きようがない。鹿島は、わが故郷・三重出身の服部が群馬に異動になったのは聞いていたが、名大出身の桑山の後輩が出場していたようなのだが、名前を聞くのを忘れた。大成有楽の先発・飯塚は早々と降板し、二番手の三春も打たれたようだ。「銀座築地」はモデルルームがオープンしたら必ず見学しよう。

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鹿島 桑山(後輩はどこだ)

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「オレンジラボ」の大成有楽不動産ベンチ

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大成有楽不動産 三春

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〝お前の球なんか目をつぶっていても捕れる〟先発の飯塚

◇     ◆     ◇

 鹿島の高瀬が「硫黄島から2年半ぶりに帰ってきた」(ナイン)と聞いた。何のことかさっぱりわからなかった。まさか、遺骨収集でも自衛隊に入隊していたわけでもあるまいしと思ったので、ネットで調べたら「硫黄島訪島事業」に突き当たった。次のような記述があった。

 「訪島事業の実施にあたっては、海上自衛隊及び鹿島建設に絶大な協力・支援を頂いている」(小笠原村ホームページ)

 「大東亜戦争終結から70年が経過しました。大東亜戦争においては、多くの日本人が祖国の存続と家族の安寧を願ひ戦地に赴かれ、そして彼の地で散華されました。
 硫黄島は日本領土内で初めて国土戦が開戦された島であり、島内地には今でも約13,000柱の遺骨が残されたままの状態です。
 本事業は、硫黄島を訪問し、この国の歴史と向き合い、英霊に対して赤誠の心を捧げ、戦跡の巡拝と慰霊をおこなう中で、日本人として自国を誇れる歴史観を養い、確かな国家観を備えた明日の日本を担う人材を育成することを目的としています」(日本文化振興財団ホームページ)

 なるほど。「慰霊」と「日本人として自国を誇れる歴史観」がどうして結びつくのか、どのような意味かはいまひとつよく分からないが、鹿島はそこで何かを建設しているのだろうと理解した。

 そんなことはともかく、新人のころ、遠藤とバッテリーを組んで活躍していた頃を思い出したので、高瀬の打撃を観察した。福本監督の恩情か、打順は5番。

 しかし、2年半の空白はとてつもなく大きいことをすぐ露呈した。ボールに全然当たらない。キャッチボールくらいはできる環境は整っているのだろうが、硫黄島には野球場がないはずなのでやむを得ない。出塁したのはボテボテの内野ゴロエラーか四球だったか。

 でも、まあ、帰還してよかった。ところで、硫黄島には遊興施設はあるのだろうか、「高瀬舟」などないだろうから、もっとも近い父島へはどうやって渡るのか、アホウドリはいないのか、今度時間があったら聞いてみよう。

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高瀬(3塁手は草野か)

 

 

 

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