特大本塁打を放った旭化成ホームズ秋山
タウングループ(85) 3-10 旭化成ホームズ(92⇒91)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
タウングループ | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 | 3 | ||||
旭化成ホームズ | 0 | 0 | 3 | 7 | X | 10 |
(5回コールド)
走者一掃の2塁打を放った北寒寺
タウングループ池田VS旭化成ホームズ秋山の中学同級対決は秋山に軍配-旭化成ホームズ秋山が中学同級だったタウンぐループ池田投手から2本の特大2ランを放った。チームは10点を挙げコールド勝ち。38歳ベテラン北寒寺が2本の2塁打を放った。松田投手が先発。タウングループは後半、野口の2安打で3点を返すのがやっと。
旭化成は3回、この回先頭の1番橋本が四球で出塁、2番北寒寺のサードゴロエラーで橋本が生還しまず1点。続く秋山が右翼越え本塁打を放ちこの回3点。4回には3四球から北寒寺が走者一掃の2塁打を放ち、ここでまた秋山が推定飛距離120mの右翼越え本塁打を放ちとどめを刺した。
北寒寺は痛烈な2塁打を放ち、39歳今野は代走で出塁し、相手のわずかなミス(暴投か捕逸か)をついて3塁から猛然とホームをついてセーフとなるなど、衰えを感じさせない活躍を見せた。
先発した松田が最後まで投げたのか不明。
タウンは4回、2番喜入が四球で出塁した2死後、5番菊池、6番加曾利の連続四球で満塁とし、7番野口のタイムリーで1点、5回にも2点をかえしたがそれまで。
わずかなスキをついてホームインする今野
〝秋山、俺の好走塁見たか。がむしゃらにやらないと強くならないぞ〟
倉富の後継者 旭化成ホームズ喜多捕手
〇佐藤監督 秋山はハンサムに撮ってよ
〇秋山 今年はベストナインに入れてよ
〇今野 北寒寺? あいつの打撃は今年ものすごくいい
〇北寒寺 (2回目の2塁打を)打ったのは初球のカーブ
●高坂監督 秋山の本塁打? 筒香のような滞空時間のながい本塁打だった
武士の情けはないのか 秋山 池田もまともに勝負するか
秋山
秋山の2本目の特大本塁打のシーンをみた。右翼側はグラウンドが狭く、その奥はヒマラヤスギなどが両岸に植えられている川が流れている。秋山の打球はオープンハウス橋本のような弾丸ライナーではなく、花火のように高く舞い上がりきれいな放物線を描いて、向こう岸のスギの巨木に当たり、川に落ちた。
ナインは120m、いや130mなどと推定距離を推定したが、記者は120mとみた。高坂監督はその弾道を「筒香みたい」と話したが、なるほど確かにそうだし、昔の田渕さんもそうだった。RBAでは岡住もそうだった。
それにしても、中学の同級生をいたわりも友情のかけらもない再起不能に陥らせるような本塁打を秋山はどうして2本も放つのか。
池田も池田だ。秋山の打力は知っているはずだ。一巡すれば相手打者の力量はつかめるはずだ。致命傷になるような球(甘かったはず)を、いくら同級生とはいえいまは敵の秋山に投げるか。いまだに同級のよしみで、文通などしている仲良しこよしでもあるまいし。なに、秋山からお中元が届く? あの顔を見ろ、そんなやさしい顔をしているか。欲しいものは全て奪い取るような邪悪なサタンに見えないか。
タウン池田