〝まさか小野寺由莉監督じゃないでしょうね〟(6月19日の試合の三菱UFJ不動産販売のベンチで)
三菱UFJ不動産販売(73⇒76) 6-3 三菱地所ホーム(71⇒73)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
三菱UFJ不動産販売 | 0 | 0 | 1 | 0 | 5 | 6 | ||||
三菱地所ホーム | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 3 |
(時間切れ)
最終回、三菱UFJ不動産販売 加藤(左)が生還
三菱UFJ不動産販売が最終回一挙5点を奪い逆転勝ち。エース藤井が踏ん張った模様。三菱地所ホームは逆転した直後に米川投手が力んだかバテたか崩れた。惜しい試合を落とした。
〇加藤主将 エース藤井の調子があまり良くなくて四球が多く、打線もつながりを欠いた中で、最終回に打線がつながっての逆転勝利。投手の粘りと打線の踏ん張りです
〇柴生田 今季の試合で全然ヒットが打てていなかった。最終回の打席は3-3に追いついたところで二死一・三塁、ここで決めようと思って打ったのがホームランに。自分自身、次につながる。一発打てる自信はあります!
●黒田監督 勝利に手が届いた、悔しい。全体的にミスが多かった。今日は良くも悪くも小林君、次は頑張るはず。1シーズン3勝する
最終回、4番子守の打撃
最終回、生還する安藤(捕手は磯村)
【記者のコメント】
同時進行で6試合が行われたため、最後の逆転の場面しか見ていないが、勝っていれば第7回大会以来の24年ぶりのシーズン3勝をあげるはずだった。たしかその時は鈴木が投打にわたり活躍したシーズンのはずだ。
最後の米川は打たれたというより自滅したのではなかったか。間違いなく四死球が絡み、野手陣も失策を犯したはずだ。
米川さんよ、旭化成ホームズの今野投手を見習ってほしい。今野は1試合に四死球は1つ出すか出さないかだ。もちろん自らの力があるからだが、野手陣の守備力もいいから打者と勝負できる。
野手陣が安心できないから〝俺が抑えなければ〟と力めば力むほどボールになる。逆に〝どうぞ売ってください〟と力を抜いた球は意外と打たれない。相手打線を見くびって、上から目線の投球が効果的なときもある。
三菱UFJ不動産販売のメンバー表の監督の欄に「小野寺由莉」とある。これは間違いなく女性だ。31年のRBAの歴史の中で監督が女性なのは初の快挙だ。最優先して取材すべきだったか。由莉さんとはこの前写真に撮ったこの方なのか。次の相手は知らないが、このチームの試合を最優先しようかしら。
高校野球では、今年沖縄・石川高校の東(あづま)佳奈子監督(42)と、京都・洛南の山村真那監督(29)が勝利している。社会人では、片岡安祐美氏が萩本欽一氏の後任として「茨城ゴールデンゴールズ」の監督に後任したことがある。
プロ野球ではいないはずで、記者は西武が弱いとき、吉永小百合さんを監督に招へいしたら観客が劇的に増え、チームを再建できると確信したことがある。何度も首になりながら監督に復帰するNPBの体質は古い。監督・コーチを女性に開放したら赤字体質は改善できると思うが…。
三菱地所ホーム 米川