〝今は昔〟敵を震え上がらせた元エース リスト 舟山
リストグループ(85⇒86) 12-4 三菱地所ホーム(73⇒75)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
リスト | 1 | 2 | 0 | 2 | 7 | 12 | ||||
三菱地所ホーム | 1 | 0 | 0 | 3 | 0 | 4 |
(コールド)
〝舟山よ、頑張ってくれ、お前しかいないんだよ〟倉持監督
リストがコールド勝ち。最終回、岩島、海藤が本塁打を放ち突き放した。三菱地所ホームは相手先発・舟山をKOしたまではよかったが、米川投手が最後はバテたか。
リストは新エース森と4番に復帰した杉山が欠場。一年振りに先発した舟山(37)はスピードがなくコントロールも悪く3回途中で降板。岩島が後続を断った。
〝俺は投げる予定なんかなかったんだ〟岩島
海藤(左)と岩島
【記者のコメント】
三菱地所ホームは初回の攻めが悔やまれる。球威、制球を欠く舟山を初回で潰すべきだった。先頭の田中が安打し、2番大木も出塁し、好機をつくったが1点どまり。山なりのボールしか投げられないのだから、大木は盗塁し、無死2、3塁の攻撃を仕掛けるべきだった。塁に出たら〝走る〟-これが野球の基本だ。旭化成ホームズやミサワホーム、野村不動産アーバンネットはそういう野球をするから強い。
しかし、このチームは強くなる。女性の応援団がいい。あのとめどもなく発せられるソプラノは味方にとってはカンフル剤となり、敵にとっては、おやじの域に達しつつある海藤、杉山あたりには逆効果かもしれないが、若手には三半規管を狂わせ、戦意を喪失させる悪魔のささやきか子守歌になるはずだ。
彼女を広報担当に据えれば、横須賀さんと名コンビになる。メディアの集客力は倍加するのではないか。加藤社長、この記事を読まれたら検討してください。18年ぶりにチームを2勝に導いた最大の功労者は間違いなく彼女だ。
応援団長と黒田監督
三菱地所ホーム 米川