決勝トーナメント進出を決めた住友林業
住友林業(89) 11-0 タウングループ(85⇒84)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
住友林業 | 2 | 0 | 4 | 2 | 3 | 11 | ||||
タウングループ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
(コールド)
初回、先制のホームを踏んだ拵(背番号18)を迎えるベンチ(右は石井監督)
メンバーを揃えて臨んだ住友林業打線が全員出場で11点を挙げ、投げては町田―井上―栫が無安打完封リレー。決勝トーナメント切符をつかんだ。RBA参加4年目のタウングループは初の予選敗退。同日に重なった不動産健保大会に2チームが参加し戦力が分散、故障者続出も響き、完敗だった。
住友林業は初回、2番吉原の左翼線2塁打と3番藤原の犠飛で2点を先取すると一気に波に乗り、2回以降も毎回安打を重ねた。3回には4番長瀬の2塁打、5番梶の単打、7番井上の2点2塁打で計4点を挙げ、突き放した。その後も4回に島袋が左越え3塁打を放つなどして着々と加点した。
タウングループは正捕手菊池を含むスタメン2人を発熱で欠き、急遽社内で募った野球経験者(3名)が野手を補強するなど厳しいメンバー構成。音無しで、守備の乱れが失点につながった。今季からエースを務める池田は高坂監督・本人とも「一番の出来」という好投だったが、住友林業打線に粘られ、2年前のデビュー登板(住友林業戦に2番手で登板し0-12で敗戦)の雪辱を果たせず。
〇石井監督 今日は初回で取れてリラックスして戦うことができ、全員出て全員で盛り上げる理想の展開ができた(試合後、「戦力が整い、いい試合ができている。今年はチャンス。ドームへ向けて、この調子で決勝トーナメントの連勝を」とナインに呼び掛けた)
○井上 監督の指揮のお蔭で、若手が思い切ってプレーしやすい環境があり、いい結果が出せた。町田投手のお蔭で、テンポよく攻撃できた。毎試合、誰か一人ヒーローが出るのがいい流れ。もちろん自分もそうなりたいし、たとえ自分でなくても誰かが輝ける試合をみんなでする、決勝トーナメントでも頑張ります
●高坂監督 フルメンバーでやりたかった。同じ相手に2年前は0-12で敗れ、今日は0-11、1点縮まった。その2年前の試合に2番手でデビュー戦を迎えた池田が今はエース。今日の池田は最高、この前の旭化成ホームズ戦よりいい。守備乱れが…。初の予選敗退…
●池田 今日が一番球の調子が良かったです。でも相手のスイングがすごかった。めっちゃ粘られ、きつかったです。野球歴は小3からで、高校の途中で肘を壊してやめたんです。それまでは内野手で、会社に入ってから初めて投手をしました。野球を磨いて、来年リベンジします
◇ ◆ ◇
不動産健保大会では、RBA大会にも出場している一部リーグのタイセイ・ハウジー(スターツAに8-1)、ケン・コーポレーション(エイブルに4-0)、青山メインランド(東都に7-2)、ナミキ(リスコンスにジャンケンで)がそれぞれ6強入りした。
二部リーグのタウングループ、住宅情報館、三井不動産リアルティ千葉、大成有楽不動産は敗退した。
初回、ホームインした吉原(背番号7)を迎えるナイン
住友林業 町田
〝俺だった投げられるんだ〟住友林業 拵
住友林業 井上
タウングループ池田