旭化成リフォーム木下
オフィスバンク-旭化成リフォームの試合で信じられない珍プレーというより珍審判があった。旭化成の3回の攻撃で無死1塁。打席には木下。何球目かに〝ポコン〟と音がした。木下の肘に当たったような気がしたが、バックネット裏で観ていた記者は「ストライク」はないだろうから「ボール」か「死球」だろうと判断した。主審はあろうことか「ファウル」の宣告。
木下はすぐ、ファウルではなく肘に当たっとアピールした。ベンチの金田監督がやや間をおいて、ゆっくりと主審に歩み寄った。何を話したかは分からないが〝肘に当たったはずだから、死球かボールかストライクかではないか〟と〝説明〟を求めたのだろう。
これがよかった。あの顔で血相を変えて〝抗議〟でもしようものなら即刻退場だ。(矢澤さんはじめ次期監督の座を狙う皆さん、金田監督を見習うべき。監督に「神」である審判に抗議する権利はありませんからね。説明を求めるのは可能)
すると、主審は線審を呼び協議した。ややあって主審のファウル宣告は覆され「ボール」となった。木下はその後、四球を選び、自らも逆転のホームを踏んだ。
おまけ。この主審はオフィスバンクの初回の攻撃でも不可解な審判を行った。二死1、2塁から長倉の打球は平凡なセカンドフライ。主審は右手を高々と上げ「インフィールドフライ」を宣告した。水島二塁手があれを落球したらどうなったのだろう。
〝神聖にして犯さざる〟存在の審判さんも大変だ。個人的には「過ちては改むるに憚ること勿れ」-タイムをかけ、他の審判や当事者の声を聞いて双方が納得する答えを見出すのもいいのではないかと思うがどうだろう。