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2019/10/05(土) 18:47

令和の大混戦必至 RBA水曜ブロック準々決勝戦 記者の〝勝って〟予想

 僅差、接戦、混戦、激戦、互角、同等、拮抗、伯仲、甲乙つけがたし、愛と憎しみは紙一重、表裏一体-どのような言葉もぴったりの令和元年の第31回RBA野球大会水曜ブロック準々決勝戦4試合が10月9日(水)、大宮健保グラウンドで行われる。前回の記者の〝勝って〟予想でレーティング上位が勝利したのは4勝3敗(1試合は同数)。今回も丁か半か白か黒か、波乱含みで目が離せない。( )内野数字は記者のレーティング。⇒は前回からの変更。

◇       ◆     ◇

ポラスグループ(86⇒87.5)-ナイス(87.5⇒88)

 投手力がやや勝るナイスがやや上位と見たが、山本兄(兄=弟はチームにいないはずだが)は前回目いっぱい投げたはずで、連投はきつい。かといって、他に安心して任せられる投手はいない。打線が序盤に大量点を奪って逃げ切りたい。準々では主砲の横澤の調子がよかったし、下位打線も上位につなげた。

 ポラスは準々で〝サファテ〟高屋が好投した。ここは連投か。岩瀬は前回リリーフに失敗した。信頼を取り戻したいところだ。

 打線は主砲清水が沈黙したが、藤田の1番起用が当たった。下位打線もナイスに見劣らない。山本に連投の疲ればあれば一気に崩すか。

伊藤忠ハウジング(85⇒87)-旭化成ホームズ(91.5⇒91)

 実績、レーティングでは旭化成ホームズが上位だが、伊藤忠ハウジングは勢いがある。注目の一戦だ。

 旭化成は準々でエース今野を温存。日体大の軟式出身の新人松田が6回61球、被安打2の完封勝ち。今野はミサワ神奈川戦で7回1安打完封しており、佐藤監督は「絶好調」と話しているので、今野の先発もありうる。今野と松田の2本柱が完成したとなればドームに一歩前進だ。

 ただ、打線は? マークがつく。準々では初回、無死3塁、一死満塁の好機を生かせなかった。北寒寺は攻守に元気だが、松井は欠場した。

 伊藤忠は6年ぶりに8強進出を果たした(そのときは4強)。下手投げに変身した渡辺に旭化成打線が戸惑うようだとすいすい投げるか。打線は大倉がチームを引っ張る。杉山監督は49歳と思えぬ鋭いヒットを放った。世紀のジャイアントキリングの再現があるか。

ケイアイスター不動産(84⇒86)-エイブル(89.5⇒90)

 ケイアイスター不動産がレーティング下位に猛反発、準々で優勝候補の一角ミサワ神奈川を撃破した。

 しかし、エース浅見は今年40歳。準々は7回を投げ切っており、連投はないと見た。代わって登板するのは県大会で花咲徳栄戦でも好投した本庄第一の坂野上か。大会では一度も投げていないのは不安だが、実績からすればエイブル打線を抑える力があると見た。打線も好投手大沼を攻略したことを考えると、記者は見くびっていたのかもしれない。

 ただ、対するエイブルは優勝経験もあり絶対的なエース小笠原が立ちはだかる…と書いたのだが、その小笠原は準々で不可解な投球をした。13点も奪いながら突如コントロールを乱し、満塁弾を浴びた。不摂生の影響かまた太ったように見えた。まだ老け込む歳ではないが、連投がこたえるようだと後半が心配だ。斎藤、田口は投げられないのか。

 打線は半信半疑だが〝貧打〟を解消しつつあるようだ。準々で満塁弾を放った森永は初優勝した時の1番坂木のような存在になるか。

グローバル住販(85⇒87)-住友林業(89⇒90)

 住友林業が優勢。準々では石井-町田が素晴らしい継投で強打のトラバース打線を元西武の林崎の一発に抑えた。石井の連投はきついので、ここは町田の先発と読んだ。グローバル打線を完全に封じる力がある。打線は準々で小池が3安打猛打賞の活躍を見せた。新人町田を援護するか。

 グローバルは劣勢だが、「試合開始を12時にして貰えば、谷繁より上の投手を連れてくる」と佐々監督が明言し、相手の住林もその要請を受諾して試合開始は12時と決まった。ここは、住林に感謝して、全力でぶつかり一泡吹かせたい。〝谷繁より上〟の投手は140キロを投げるらしいが本当か。

 

 

 

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