第31回RBA野球大会水曜ブロックの準決勝戦2試合が10月16日(水)、大宮健保グラウンドで行われる。記者のどっちも〝勝って〟予想。( )内野数字は記者のレーティング。⇒は前回からの変更。
ポラスグループ(87.5⇒87)-旭化成ホームズ(91)
旭化成ホームズが優勢。誰が投げるかだが、新人松田の先発も十分だが、エース今野は先発に意欲を見せており、ここは今野の先発と見た。ここで先発し、40歳超でも健在であることをアピールしたいはずだ。これまでの実績からすればほぼ完ぺきに抑える。
打線は、先頭の原田、2番北寒寺の出塁率がカギを握る。出塁すれば走れるし、秋山、松井らが還す。
ポラスの準々は恵まれた。先発の岩瀬、抑えの〝サファテ〟(高屋)の調子が悪すぎた。無駄な四死球は命取りになる。
打線は、相手投手が今野でも町田でも攻略するのは至難の業だ。ダメもと無欲で戦うしかない。
旭化成が勝てば2年振り20度目、ポラスは初の決勝進出となる。
エイブル(90⇒89)-住友林業(90)
互角かエイブルがやや優勢と見ていたが、エイブルのエース小笠原は肉離れを前試合で発症しており、登板は無理と判断して住友林業が優勢と見た。先発は新人町田かエース石井か。どちらもありそうだが、石井監督の性格からして〝俺が投げる〟と見た。エイブル打線ならきりきり舞いさせるか。
打線は〝絶好調〟の小池が肉離れ。出場は無理と判断したので、得点力は低下する。だれがカバーするか。カバーできないとロースコアになる。
エイブルは4年ぶりのドーム進出に黄信号が灯った。小笠原は決勝初戦も準々決勝でも本来の調子になく、ついに肉離れを発症した。〝公傷〟扱いで名医に見てもらったはずだが、投げるのは無理とみた。代わって登板するのは前回投げた新人武田か。住林打線はそれほど迫力があるわけではないから、スイスイ投げるシーンも十分ありそう。斎藤、田口の登板はないはずだ。
打線は、貧打を解消しつつある。住林を上回るかもしれない。先頭の足もある森永が当たっており、2番の長濱もいいバッティングをする。問題は、闘志をむき出しにして投げる石井、ストレート、変化球もいい町田を打てるか。
住林が勝てば9年振り3度目、エイブルは4年振り2度目の決勝進出となる。