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2020/01/02(木) 17:03

2019ベストナイン 投手は水・石井、日・遠藤 新人王は水・町田、日・妹尾

  悩みに悩んだ。過去の実績を重視するか、それとも令和の新時代を牽引する新戦力を選ぶべきか、激しい内なる綱引きの結果、双方を天秤にかけ冷徹な目と忖度を以てして以下の通り選んだ。

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【水曜ブロックベスト9】

IMG_9174.jpg IMG_5531_六回、林崎が本塁打を放ち1点返す.jpg
石井(左)と林崎

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橋本(左)と町田

 投手は住友林業の石井を選んだ。旭化成ホームズ今野も考えたが、1試合しか投げず、よせばいいのに先発に名を連ねたのがいけなかった。出塁したまではよかったが、よたよたと走る姿にひたひたと迫る老いを感じた。

 その点で、石井は自らも投げ、新人・町田、隠し玉・拵の能力を最大限に引き出した采配も評価した。エイブル・小笠原、野村アーバン・茂木は登板過多、経年劣化を起こしている。

 捕手は全日本軟式野球大会に出場したこともあるオープンハウス・宅間が№1だ。捕手の運動量、思考力からして捕手を高く評価すべきだと思う。試合を支配するのは捕手だ。

 野手は別表の通り。トラバースの元西武・梅田と林崎、旭化成ホームズ・北寒寺は文句なし。あとの一人を誰にするか迷ったが、各チームからまんべんなく選ぶことを重視して城西大卒の2年目オープンハウス・橋本を選んだ。

 旭化成ホームズ・松井、野村アーバン・中川、伊藤忠ハウジング・大倉、住友林業・小池なども互角。

 外野手でひと際光ったのは野村アーバン・礒部。足もある。西武の秋山みたい。名球会の谷繁氏の息子・谷繁もいい。チーム事情でもっぱら投手を務めたが、外野に専念したら父を超えるかも。旭化成ホームズ・秋山もすんなり決まった。

 DHはトラバースの元新潟アルビレックス木ノ内。

 あとはリスト・岩島、東急リバブル・河野、ミサワ神奈川・石部、ポラス・清水、住友販売・村井、東急リバブル・濱なども選びたかった。

 ベテラン(と言っては失礼か)ではリスト・杉山、伊藤忠ハウジング・杉山、野村アーバン・吉本、同・佐藤、ナイス・横澤、大和ハウス・トミー、東建不販・稲富らの頑張りが印象に残った。

 新人王は住友林業・町田が他を圧倒した。町田がいなかったら住林は予選で敗退していたかもしれない。

【日曜ブロックベスト9】

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遠藤(左)と妹尾

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千葉(左)と渡辺

 投手は、鹿島建設・遠藤にするか東京建物・河越にするかで最後まで迷ったが、ケンコーポ打線を完璧に抑えた遠藤を上位と見て選んだ。こらっ!河越!準々決勝戦で登板回避した理由を記者は知ってるぞ!それでも男か!

 捕手は文句なしに青山メインランドの新人妹尾。化け物だ。西武山川クラスだ。

 野手は、データはないが、打率6割くらいをマークしたタイセイ・千葉英をまず選び、全盛時よりは衰えたがまだまだ存在感があるケンコーポ・羽中田と三井レジリース・山際、ようやく本来の力を発揮し始めた前新潟アルビレックスのタイセイ・野呂弟にした。

 外野手は、今季は絶不調だったが前年の活躍が目に焼き付いている三井レジリース・渡辺、わが〝司ちゃん〟のJR西日本プロパティーズ・義積、六大学ベストナインの東大卒の三井不動産・楠田ですんなり決まった。

 DHは、兼監督としてナインを鼓舞した名門・北海高校卒の青山メイン・山梨。

 新人王は、青山メインの妹尾がベスト9とのダブル受賞。三井レジリース・樺沢、地所リアル・込山、タイセイ・井原、清水建設・吉田らの活躍が霞んでしまった。選びきれなかった選手では、地所リアル・橋本、ケンコーポの上松と越後、鹿島・古和ら。

 ベテランでは、三井不動産・志村、同・相澤、野村不動産・松崎、ポラス・成田、ミサワ・須賀らが活躍した。

 

 

 

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