ゴジラ齋藤(2018年撮影)
会社の機構改革・人事異動で選手が二分されたため第30回大会から不参加となっている第28回RBA野球大会水曜ブロック優勝チームの積水ハウス神奈川が第32回大会の日曜ブロックに参加する意向だ。当時の主砲〝ゴジラ〟こと齋藤が明らかにした。
齋藤は、「人は集めても以前のように高いレベルで野球ができず、そんな状態では勝てないことは目に見えており参加を控えさせて頂いておりました。しかし今回、以前の賃貸住宅担当のメンバーで主戦であった工藤と私を軸にチームを再結成し日曜リーグに挑戦したいと思います」とメールを記者に送ってきた。
戦力として、投手・工藤、捕手・熊倉、2塁手・齋藤、遊撃手・八木、中堅手・小松原で、センターラインは旧メンバーで固まりつつあるようだ。「何より層が薄いため初戦突破と業界内の関係強化が一番の目標。腰は低く目標は高く頑張ります」とコメントしている。
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早速コメントから戦力を分析してみた。ゴジラ齋藤は「腰は低く目標は高く」などと殊勝なことを宣うが、野球はチームで戦うもの。
ゴジラ齋藤と工藤投手、齋藤の後輩の熊倉、センター小松原は、この2年間で身体が緩んでいなかったら日曜ブロックではトップクラスの選手と評価できる。熊倉は名前の通り、ゴジラを超えるかもしれない。
問題は投手。工藤一人では暑い夏の連投は厳しい。八木はもう投げられないはずだ。残りの3選手はどうか。
よって、予選を突破する力はありそうだが、恵まれての8強止まりとみた。工藤が万全ならほぼ完ぺきに抑えるだろうが、打線はケンコーポ・上松、鹿島・遠藤、三井レジリース・渡邊、東建・河越らの好投手を攻略するのは至難の業ではないか。少なくともこの4投手と地所リアルのプーチン寺田はゴジラや熊倉と真っ向勝負する勇気はある。どっちが勝つか負けるか、五分五分と見た。乱闘になったらゴジラに勝てるのは青山メインの妹尾くらいだろう。