RBA OFFICIAL
 
2023/06/22(木) 21:58

三井リアル 打撃戦を制す 横瀬が満塁弾含む5打点 三菱地所ホーム 汚名返上だ

IMG_7381.jpg
5回80球粘投した三井不動産リアルティ石谷

三菱地所ホーム6-13三井不動産リアルティ

  1 2 3 4     合 計
三菱地所ホーム        
三井不動産リアルティ 5X         13

(コールド勝ち)

IMG_7357.jpg
三菱地所ホーム 先発の米川か2番手の北條か

 ノーガードの打撃戦を戦略にたける三井不動産リアルティが制し、終わってみれば5回コールドの13-6。三井リアル横瀬が満塁弾含む5打点の活躍。石谷投手は2発を含む9安打を浴びたが完投。三菱地所ホームは大敗を喫したものの、打球の半分以上を外野に飛ばすなど、「打てない・守れない・走れない」のうち「打てない」を返上、コロナを経て大変身を遂げた。

 2回に2点先取を許した三井リアルはその裏、5番・岩﨑の本塁打で1点返し、3回は4番・横瀬の満塁弾で逆転。1点差に追い上げられた4回には四球に内野安打、敵失などで3点を加点。さらに2点差に追い上げられた5回には5番・岩崎以下8番・大内の4連打などで5点を挙げコールド勝ち。4番の主砲・横瀬は3-2-5、1四球。記者が激太りを心配した1番・安田も2-1-1、1四球、1犠打、2盗塁。それぞれが役割を十分果たしたようだ。

 石谷投手は5回を投げ80球。自責点6点。9回換算で防御率は10.8(普通なら敗戦投手だ。生きた心地がしなかったのではないか)。

 三菱地所ホームは善戦及ばず。無手勝流で挑んだが、相手に軽くいなされた。

IMG_7377.jpg
生還した安田を迎える三井リアルベンチ(やっぱり安田は激太り。昔はスリムだった)

◇                 ◆     ◇

 安打数は地所リアルが9本、三井リアルが11本。3本差だが、得点はダブルスコア。ここに地所リアルと三井リアルの大きな差がある。地所ホームの23打数のうち外野飛球は12本で7安打(うち本塁打2本4打点)。一方の三井リアルティは24打数のうち外野飛球は9本で7安打(うち本塁打2本5打点)。安西監督が「相手はめちゃくちゃ打つ」と言わしめた通りだ。地所ホームは打つだけでなく小技を絡めていたら、結果は違っていたはずだ。

IMG_7389.jpg
本塁打を放った田中

IMG_7398.jpg
田中

IMG_7403.jpg
地所ホームのアイドルになりそうな馬越(本塁打も放った)

◇        ◆     ◇

 三井不動産リアルティ安西監督から次のようなメールが届いた。ほぼ全文を紹介する。

 「昨日は2019年以来、4年ぶりにRBA野球大会を開催いただき、本当にありがとうございます。3年間活動が出来なかった分、各社の野球部員が各々のユニフォームでグラウンドに集まり、打球音やナインへの声掛け、歓声などを見て、聞いて、感じることが出来て、『ここ(大宮けんぽG)に本当に戻ることが出来た。また、あの熱い野球が出来る』と心からの喜びと深い感慨・感動をいただきました。

 久米社長をはじめ、第三企画の皆さまに、僭越ながらRBA野球関係者の一人として、心より御礼申し上げます。ありがとうございます。

 昨日の試合結果を見ても、コロナ前まで決勝T常連のオープンハウスさんやミサワホ-ム東京さん、住友販売さんなどが初戦敗退し、逆に三菱UFJ不動産販売さんやみずほ不動産販売さん、日神不動産さんや昨日の三菱地所ホームさんなど、一気にチーム戦力が変わり、『戦国東都』ならぬ『戦国RBA水曜ブロック』の様相を呈してきていると思います。(次回の試合結果で、牧田さんのレーティングも4年前から劇的に変わると思われます)

 微力ながら、7月以降もRBA大会を盛り上げられるように尽力しますので、宜しくお願い致します。

(中略)

 三井不動産リアルティが逆転勝ち、5回コールドで2回戦へ。両軍2本ずつの4本塁打、20安打(三井11・三菱9)の打撃戦となったが、先発石谷が6失点ながら5回完投。三菱地所ホームはメンバ-一新、三井を上回る破壊力のある打撃陣だったが、3投手が力尽きた。

 試合は2回北條の右越え特大2ランで三菱が先制。その裏三井も岩﨑が負けじと左越え特大ソロで1点を返す。3回は二死満塁から横瀬が満塁ホームランで逆転。その後も安田・西田・大内の適時打などで突き放した。

 三菱は惜敗。新戦力のメンバ-でチーム力は格段に底上げされた。逆転された4回は3連打から星川の2点適時打で1点差に、4点差とされた5回も田中の右中間2ランで2点差に追い上げた。

 先発の米川は粘投したが、2本の本塁打で降板。2番手北條、3番手田中も三井の打線を抑えることが出来なかった。

(中略)

〇安西監督 牧田さんの記事の通りで結構です

〇横瀬 4番の仕事を果たせて安心しました。打ったのは真っ直ぐです。優勝目指してチーム一丸頑張ります!

〇岩﨑 久しぶりのRBA本大会ということで、気合が入りました。早いうちに一本出て良かったです

〇石谷 久々の実戦でどれくらい投げられるか不安だったが、完投できた。内容はともかくこのチームとして4年ぶりに1勝をあげられたことが何より」

◇        ◆     ◇

 みなさん、いかがか。(中略)は記者に関するどうでもいいことなので省略したが、前段の記者の記事と見比べていただきたい。

 野球は科学だ。記者は安西氏から送られたスコアシートをもとに記事を書いた。そこそこ分析できていると思う。(抽選会に出席していた安田を激太りと〝口撃〟したのは、安田の活躍なしに上位進出はないと判断した記者なりのエールだ。それに安田は応えてくれた。こんな嬉しいことはない)

 安西さんはナインを鼓舞しながら、自ら手書きでスコアを付けている。安西さんほど熱い男はいないと思うが、別の冷静な視点でものを眺める別の安西がいる。これが本業でも生かされているのだろう。

 

 

 

ログイン

アカウントでログイン

ユーザ名 *
パスワード *
自動ログイン