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2023/06/26(月) 00:27

ケン大勝 MAX149キロの法大・杉下 衝撃的デビュー 三井レジサービス 26与四死球

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ケンコーポ上松

ケン・コーポレーション20-3三井不動産レジサービス

                     
ケン・コーポレーション         20
三井不動産レジデンシャルサービス        

 

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三井レジサービス宮崎とお子さん

 ケン・コーポレーションが大勝。4回までに放った安打は5本だが、相手投手の制球難に付け込み、奪った四死球は26個、20点を挙げた。エース上松は3回を投げ被安打3、3失点(自責2)、4奪三振。2番手の法大卒の杉下は2回をほとんどストレート一本で三者凡退、4奪三振を奪う衝撃的なデビュー戦を飾った。三井不動産レジデンシャルサービスは7番・宮崎の2点適時打と敵失による3得点に抑えられ惨敗。

 ケンコーポは初回、1死から制球が定まらない相手先発の佐々木から4連続含む8四死球を選び7得点。2回にも3連続四球を選び、代わった2番手・新井投手からも6四死球を選び7点。4回、5回にも3安打と四死球、敵失をからめ加点した。

 トミー・ジョンの手術あがりのエース上松は味方の大量得点を背景にスイスイ投げ、2回には3安打を浴び3失点(自責は2)。不安は全く感じさせなかった。2番手の氷見-法大の杉本はほとんどストレート1本で押しまくり、2回を4奪三振。

 三井レジサービスは惨敗。登板した佐々木、新井、門井、宮崎ともコントロールが悪すぎた。打線では2回、4番・池田、6番・新井、7番・宮崎の長短打で3点を返すのがやっと。

○田辺監督 杉下は2年目。最初はストライクが入らなかった。今日は、杉下の彼女のご両親が観戦していたので、杉下にはしっかり投げろと伝えた。これで投手は2枚揃った。夏場を乗り切るには2枚必要

○宮部捕手 ストレートばかり? 展開的に打たれてもいいからストレートばかり投げさせた

●宮崎 選手が揃わずベストで望めなかった。来年は水曜ブロックで出場することも検討する

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「投手プレートが動く」という三井レジ佐々木の指摘で、フレートの取り換えが行われ試合は10分中断。佐々木の制球が乱れたのはこのプレートのせいだと記者も思ったが、上松は「関係ない」と投げた。プレートを取り換えても佐々木のコントロールはよくならなかった

◇        ◆     ◇

 16-3で迎えた4回裏、三井レジサービスの攻撃も2死。打席には唯一の打点を挙げた宮崎。ネット裏では赤ちゃんと3歳くらいの女の子を連れた奥さんが観戦していた。記者は大きな声で「こら、上松、ストレートだけ投げろ」と怒鳴った。

 記者の意をくんだのか、初球は外いっぱいのストレート(宮崎は左打者)。空振りしたのか見逃したのか覚えていないが、その速さに記者はびっくりした。そして2球目も3球目も同じコースのストレート。宮崎のバットは空を切った。

 見事な3球三振を奪った上松の心意気に嬉しくなった記者はケンコーポのベンチに向かい「上松さん、ありがとう」とお礼を言ったら、ナインは「上松じゃないぞ、この回から杉下」と嘲笑った。(記者の視力は近眼&老眼で0.2。眼鏡屋も「もうどんな眼鏡をかけても同じ」とさじを投げた。眼鏡をかけていてもマウンドに立っている投手の顔はまったく判別できない)

 言われてみると、上松のストレートも速いが、杉下のほうがもっと速いと感じた。早速、杉下本人に球歴を尋ねたら「たいした経験はない」とつっけんどんの返事。そんなはずはないと、田辺監督やナインに食い下がった。法大硬式野球部出身であることが分かった。

 ネットで検索することも勧められたので調べた。氷見-法大卒でMAX149キロとあった。(同姓ではないはず)

 RBAの最速記録は、スピードガンで130キロ台をマークした菱重興産・成澤(制球力がなかった)のほか、住友不動産に在籍していた〝草野球の星〟中須、元DeNAのタイセイ・ハウジー千葉英(中須から荒川まで届く飛距離にして130mの特大本塁打を放ったが、投手としてデビューした当初はひどいノーコンだった)も速かったが、杉下はもっと速いか。ひょっとしたらRBA最速投手かもしれない。

 RBAの強打者は、狙い通りのストレートを打ち返す力があるが、杉下のストレートはまず打てないとみた。右打者の外角は右に、左打者の外角は左に曲がるから厄介だ(これは意識して投げるのか)。

※本人が大したことないなどと話したし、試合も大勢が決していたので写真を撮らなかった。身長はそんなに大きくない

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  法大硬式野球部の令和3年度卒部生進路先には、住宅・不動産業界では杉下のほか益川(旭化成ホームズ=この前の試合で先発)、宮原(モリモト)、長野(三菱地所・サイモン)、中村(三井ホーム)、遠藤(旭化成ホームズ)、津田(三井不動産レジデンシャル)がヒットした。

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 記者がつけたスコア(5回表のケンコーポの得点が3点になっているのは誤記。4点)。ケンの1、2番は6打席、三井レジサービス2番以下は2打席。14:00からはこの試合のみだったのでつけられた。本当はこのように全試合スコアを付けたい。記者は中学生のときスコアラー(バッティング投手は務めたことはあるが、試合に出たことは一度もない)で、西鉄の試合をラジオで聴きながらスコアをつけていた。

昨日の41四死球試合に負けないRBA野球大会の大記録、珍記録(2018/7/21)

 

 

 

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