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2023/06/26(月) 13:41

最終回のドラマ 地所リアル柴田デビュー初勝利 清水・吉田投手 突如崩れる

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地所リアル柴田(球の握り方からして変化球、スライダーかフォークか)

三菱地所リアル2-1清水建設

  1 2 3 4     合 計
三菱地所リアルエステートサービス 0    
清水建設    

 

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清水 吉田

 三菱地所リアルエステートサービスが激戦を制した。込山-柴田が1失点完投リレー。清水建設の吉田投手は最終回突如崩れた。地所リアルは4安打、7三振。清水は6安打、4回の1死1、2塁の好機を逸したのが痛かった。

 6回まで初回の1番・木下と4回の4番・落合の2安打(残塁は3)に抑えられていた地所リアルは最終回、1死から〝右玉〟の5番・橋本と6番・木皿の連打で好機をつくると、7番・小林が四球を選び満塁。8番・真野は三振に倒れたが9番・柴田が四球押し出し。喉から手が出るほど欲しかった先取点をもぎ取った。

 ここからドラマが始まった。次打者の木下は、打席に立つ直前に熱中症でダウン。ベンチは代打を送ろうにも選手がおらず、試合はしばし中断(10分以上か)。何とか打席に立った木下に「無理するな。立ったままにしろ」と声が飛んだ。木下もそのつもりなのか、バットを振る力もないのか、突っ立ったままだった。吉田投手は病み上がりに忖度したのか、中断に気勢をそがれたのか、4球とも完全なボール。木下は1度もバットを振ることなく押し出し。2点目が入った。

 しかし、ドラマはまだ終わらない。下駄を履くまでどうなるか分からないのが野球。その裏の清水の攻撃。6回から登板した地所リアル柴田投手はわずか数球で4番、5番を討ち取った。清水は万事休すかと思われたが、ここで6番・浅野がど真ん中のストレートをはじき返し3塁打し、続く松浦の安打で1点。さらに8番・吉田も安打してあわやサヨナラの好機。しかし、9番・藤川はセカンドゴロでジ・エンド。投手戦にピリオドが打たれた。

 結果的には、吉田が打つ気のまったくない打者を敬遠のような四球を与えたのが、清水にとっては致命傷になった。

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球をよける余力はあったのか、4球目にのけぞる木下

 

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生還した橋本(出塁すると次の塁を狙う揺さぶりが吉田にプレッシャーをかけた)

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2点目のホームを踏んだ木皿

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地所リアル 込山

○〝プーチン〟こと寺田 俺は何もしていない。(投手の)込山が良く投げた。期待の3人トリオを写真に収めてくれ

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〝プーチン〟寺田

○橋本 俺の安打から点を取ったんだ。浅野に打たれた球? 外角に外そうと思ったらど真ん中に入っちゃった。〝右玉〟などと誰もが聞こえる大きな声で俺の1つしかない玉を縮み上がらせ、「清水が初戦を突破する」と書いた記事の釈明を求める(橋本、ごめん。清水が勝つと予想したのは、相手が三井レジサービスだと見間違えたからだ。あのピンボケの対戦表はよく見えない。しかし、正直に言うと、地所リアルが相手でも、清水が勝つと思っていた。世界一の嫌われ者プーチンが投げたら火の玉になって昇天すると考えた。4年の空白は大きい。〝隠し玉〟込山の存在はすっかり忘れていた。そして何よりも球界の名物男・岡野監督の不在が志気を著しく下げるとみたからだ。しかし、この日の試合を見て、込山-柴田は脅威。優勝戦線に食い込む力があるとみた。橋本は序盤で2~3人の2盗を封じ、清水の足を止めた。これも勝因の一つだ。柴田-杉下の投げ合いを観たい)

○柴田 楽天に入団した早川と同期。専ら抑え。防御率? 1.4くらい(ネットで調べた。凄いの一言に尽きる。あの最終回の3連打を浴びた場面は不可思議だが、七色変化、柴田はいろんな球を投げる(球速は杉下のほうがあるが)。柴田さんよ、あなたは昨日の西武-楽天で早川が勝つと仰ったが、1つ下の蛭間がプロ初の3ラン。ギャハハハハ。打った球は知らないが、蛭間は変化球に弱い。あなたと対戦したらあなたが勝つはずだ。肩か肘を痛めているとも聞いたが本当か)
●本間監督 これが実力。(吉田投手のことか)体力不足

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左から間野、木皿、柴田

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〝逆転するぞ〟清水ベンチ

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最後の打者となった清水 藤川

 

 

 

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