〝おれがRBAの二刀流だ〟ケンコーポ上松
野村不動産0-6ケンコーポレーション
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
野村不動産ソリューションズ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ||||
ケン・コーポレーション | 1 | 0 | 5 | 0 | X | 6 |
(時間切れ)
野村不動産 生井
ケン・コーポレーションが快勝。4番・キャプテン・エースの〝二刀流〟上松が獅子奮迅の活躍。3ランと2塁打の4打点、4回3安打。野村はRBA初登場の生井投手が奮闘したが、相手の主軸に屈した。上松-松﨑の対決は1四球1三振。
ケンコーポは初回、2死1塁から4番・上松の2塁打で1点先制。3回は、連続四球の好機に上松が左翼越え3ラン。その後も2つの四死球を選び、9番・木田の3塁打でこの回一挙5点をあげ、試合を決めた。
上松のあと5回に登板した杉下が3人をピシャリと締めた。
野村不動産は相手が悪かった。上松と杉下の両投手に1番・坡山、4番・増田、8番・多田の散発3安打に抑えられた。
○田辺監督 ヒット3本で6点。点差は開いたが接戦。相手の投手もよく、最後の4回は杉下、矢澤、上松とも三振。4番、投手、キャプテンの上松が4打点。抜擢した俺の采配が良かった。
●近藤監督 わたしはラガーマン。野球は知的なスポーツ? いや、ラグビーのほうがはるかに知的だ(ラグビーはW杯しか観ないが、機会があったら監督と対決したい)
●生井(34) 地元の文京区大会で投げており、水曜休みから日曜休みに異動になりRBA野球大会に出場することができた。暑さにやられた。3回は球をコントロールできなかった
●坡山 わたしの名前の坡山(はやま)の「坡」は星嘉坡(シンガポール)の「坡」です(そういえば、昔の小説に出てきたような気がする)
野村不動産 女性応援団
坡山(左)生井
◇ ◆ ◇
注目のRBA屈指の好投手ケンコーポ・上松とRBA最年長本塁打記録保持者の野村不動産常務執行役員・松﨑(58=53のとき本塁打を放っている)の対決はいきなり初回に巡ってきた。野村の攻撃、2死走者なし。主砲・松﨑は3番DH。上松は「松﨑常務(58)だけはど真ん中のストレートを投げてほしい」と記者がこの前書いた記事を読んでいるはずなのに、打席に誰が立ったのか分からなかったのか、ストライクを投げず、渾身の力を振り絞って〝敬遠〟。(松﨑は1球もバットを振ることはなかったはず。上松よ、相手は星稜の松井じゃなくて野村の常務の松﨑だ)。
松﨑の次の打席は3回。2死1塁。1塁にはチーム初安打の坡山(はやま)。上松はまたも全力投球。最後は外角いっぱいに鋭いスライダーを決め、松﨑はハーフスイング三振。松﨑はがっくり肩を落とし、すごすごとベンチに帰るほかなかった。
その後はDHを解除。他の選手に交代。結局、一球もバットに当てることはなかった。2打席1打数無安打、1四球、1三振。(上松よ、ケンコーポ本社に近接する野村不動産主導の六本木再開発に加わっているではないか。惻隠の情を知らないのか。あそこで打たせたらまた何かで声がかかるではないか)
〝おい、ストレートじゃないのか〟三振した松﨑
53歳のとき本塁打を放った松﨑