RBA OFFICIAL
 
2023/07/06(木) 08:29

〝時代は変わった。俺らが主役〟旭化成ホームズに慶大カルテットが先発出場

IMG_8554.jpg
左から柳川(23)、吉田(26)、石川(25)、茨(25)

 試合後、私服に着替え、車座になって談笑していたどこかのチームの選手に声を掛けた。旭化成ホームズのメンバーだった。初めて見る顔だった。聞きもしないのに〝慶大カルテット〟と名乗った。

 早速、その4人をカメラに収めた。名前は柳川(23)、吉田(26)、石川(25)、茨(25)。

 メンバー表を確認したら、柳川が1番ショート、吉田が7番サード、石川が3番ライト、茨が8番レフトとあった。記者のファンでもある主将の北寒寺は6番でセカンドにコンバートされていた(柳川がショートの座を奪ったのか、北寒寺が自ら下した決断なのか)。このほか4年前の主力だった石坂がDHで5番。同姓なのか外野手だった「原田」は9番で捕手。投手はこれまた聞いたことがない清水(前回の試合では法大卒の益川が先発)。怪物・今野はこの日欠場。同期の平山はベンチ。メンバーはガラリと変わっている。

 試合は4-0の完封勝ち。清水が一人で投げ切ったようだ。益川は登録されていなかった。カルテットは「時代は変わった。俺らが主役」と強調した。

 三井不動産や三菱地所にも同大学の硬式野球部出身の選手は多いが、旭化成ホームズが野球部の選手を積極的に採用するようになったのはもう20数年前だ。当時の社長だった平居氏が慶大硬式野球部とコンタクトをとり、その後、同大学だけでなく六大学や関西六大学からも入社する選手が目立った。

 それにしても、一つのチームにこれほどの人数が主力として出場するのは、ほかでは伊藤忠ハウジングの城西大くらいしかない。伊藤忠は6人くらいが主力だった時期がある。驚きだ。

 

 

 

 

ログイン

アカウントでログイン

ユーザ名 *
パスワード *
自動ログイン