杉下(RBA野球大会で)
ケン・コーポレーションが5連覇-第35回不動産健保野球大会Ⅰ部準決勝・決勝戦ダブルヘッダーが7月26日(水)大宮健保グラウンドで行われ、RBA日曜ブロックの強豪でもあるケン・コーポレーションが優勝、5連覇を飾った。以下、田辺監督のコメントをもとに編集した。
午前9時から行われた準決勝戦は、ココカラ(旧・CLUB工営)を6-2で撃破。法大出身の杉下が6回完投。12時から行われた決勝戦は、毎年のように決勝戦で対決しているエフ・ジェー・ネクストを6-4で下した。エース上松が3回投げ、杉下が4回を投げた。最終回は、疲れからか杉下は無死満塁、一打サヨナラのピンチを迎えたが、「魂の投球」(田辺監督)で抑えた。
打線は、RBAの試合でもそうであるように、「コツコツと泥臭い単打集中でビッグイニングをつくり逃げ切った」(同)。
田辺監督は「ポイントは4番宮部が2試合フルでキャッチャーマスクを被り元気よく頑張ってました。良いキャッチャーになったのと、決勝戦の最中に母校(土浦日大)の甲子園出場も決まりダブルで良かった。灼熱のグランドはよく弾みよく転がりました」とコメントした。
RBA野球大会にも出場しているタウングループは準決勝戦でエフ・ジェー・ネクストに0-9で敗れ、3位決定戦もココカラ(旧・CLUB工営)に8-9で敗れた。
Ⅱ部の大成有楽不動産は準決勝戦で1-17と大敗、3位決定戦も11-18で敗れた。エース伝法谷が投げたのかどうかは不明。
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26日の大宮健保グラウンドの地表温度は50~60度に達していたはずで、杉下は2試合で10回を投げた。RBAでも投球を見たが、ここぞという時のピッチングは素晴らしい。どこと戦っても抑える力がある。
打線は、走攻守揃った杉下の先輩、法大卒の羽中田は40歳近くになったか、峠を過ぎた観は否めないが、その代わりを宮部が務める。地所ナインも「あのキャッチャーは素晴らしい」と絶賛した。
RBAのレーティングは三菱地所に敗れたため90にしたが、修正して91に引き上げる。