まるで優勝したかのような三菱地所リアルエステートサービス
三菱地所リアルエステートサービス○2(ジャンケン)2● 三菱地所
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
三菱地所リアルエステートサービス1 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 | |||
三菱地所 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 2 |
ジャンケンに負けうずくまる地所・森野
〝手に汗握る〟などの陳腐なフレーズは使いたくはないが、三菱地所・社、三菱地所リアルエステートサービス柴田の一歩も譲らない投手戦は見ごたえがあった。気温は30℃をはるかに超え、荒川からの強風が吹きすさぶ三菱地所グーループの真昼の決闘は、2-2のまま延長タイブレークにもつれ込み、それで決着がつかず、勝者を決めるジャンケンの結果、3-1で地所リアルが昨年優勝の地所を下した。試合後は双方が健闘を称えあい、骨肉の争いにはならなかった。さわやかな風が吹いた。
試合は、先行の地所リアルが初回、敵失から4番小林が2塁打を放って1点先取。同点に追いつかれた4回には、またも敵失から8番真野の適時打で1点勝ち越し。その後は地所・社に抑えられた。
先発の柴田は、味方の拙守に再三ピンチを迎えたが、要所を締めた。許した安打は2本くらいか。2失点したが自責点ゼロの好投。
後攻の地所は3回、この回先頭の8番信田が敵失で出塁し、1番大串の安打と敵失を絡め同点に。1点を追う4回には、この回先頭の4番森野の敵失をきっかけに7番横田の犠飛で同点に追いついた。
投手は、記者が予想記事で「まさか米国(ボストン)から飛んでくるようなことはないだろう」と書いた、4月1日付で米国勤務に異動した、昨年Vに導いた社だった。社も相手の柴田と互角。素晴らしい球を投げた。2失点はいずれも味方の失策によるもの。
試合は、2-2からのタイブレークでも決着がつかず、ジャンケン(3勝したほうが勝ち)の結果、3-1で地所リアルが勝利した。
地所リアルバッテリー(右が柴田、左は誰だ)
先生打を放った地所リアル小林
○橋本 ぼこぼこに打ちのめす(試合前)。込山、プーチンへの継投? 考えたが柴田に任せた(試合後は目が潤んでいた)
○柴田 社さんはとてもよかった。負けないよう頑張った。次? もちろん投げられる
●澤田監督 柴田? うちで投げていたときよりいい(試合途中)。地所リアルには勝ち進んでほしい(試合後)
●社 出張。先週から来週の予定でシンガポール-マレーシア-東京(出張に誰が絡んでいるか知らないが、三菱地所は最高の会社だ。これから建設・住宅・不動産会社に就職を考える学生さんは、自己実現ができるかどうかを最優先すべき。RBA大会に参加しているかどうかがその尺度になるはずだ)