本塁打を放った左から細野、三春、石貫、長吉
大成有楽不動産 8-1 東急不動産
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
大成有楽不動産 | 2 | 1 | 3 | 0 | 2 | 8 | ||||
東急不動産 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 |
柏崎
昨年の開幕戦と同じカード。昨年は乱打戦で7-7の同点の末、ジャンケンで大成有楽不動産が勝利したが、今年は大成有楽が圧勝。子育てで欠場したエース伝法谷の代わりに登板した阿部が快刀乱麻の2安打1失点完投。野手陣も失策1つのみで、4発を放つ活躍を見せた。東急不動産は、明大アメフト部卒の柏崎投手は通用せず、1球ごとに「ウリャー」と声を出す途中登板の54歳谷口監督の〝奮投〟が目立った。
初回から大成有楽打線が爆発した。1死から稲川が左翼前安打を放つと、続くチームの要・三春が右翼越え本塁打。2回にはこの回先頭の6番細野が本塁打、3回は4番石貫と5番長吉の連続本塁打で勝敗を決した。
エース伝法谷は子育てとかで欠場。変わって登板した阿部が2安打1失点(自責ゼロ)の活躍を見せた。
東急不動産は、明大アメフト部でクォーターバックを務めたベンチプレス120キロの新人柏崎(22)が先発したが、勝手が違うようで球はおとなしく通じなかった。4回からは谷口監督自らが登板。1球ごとに悲鳴とも気合とも受け取れる「ウリャー」の声は、相手ベンチに届くのがやっとで、天空に漂い荒川まで届くことなく、風にかき消された。
打線は最終回、敵失と8番山岸の安打で1点を返すのがやっと。放った安打は初回の2番山田とあわせ2本のみ。
三春
○三春 また変な記事を書かないでよ(と試合前、記者に牽制球を投げた。かすりもしなかった。記者は「O-range LABO(オレンジラボ)」のファンだ。ブラントを汚すような、アメフト投手に抑えられたらぼこぼこに叩いてやろうと思った)レガシー!(会心の本塁打を放って。記者は「過去の遺物」かと考えたが、それでは意味が通じない。きっと〝俺を見習え〟という意味だろう)
○阿部(30) 6年前のケンコーポ戦で投げ、あと一歩まで抑えたことがあります(記事を検索したらヒットした。添付する)
○武田 人数では勝ったぞ(試合前。大成有楽10:東急9人。さすがチーム最年長54歳。負けた時のコメントを用意していた)
ケンコーポ 矢澤がサヨナラ満塁弾 上松8奪三振 大成有楽〝大金星〟逃す(2017/7/4)
●谷口監督(54) 明大カルテットを補強した
阿部
〝ウリャー〟俺の球が打てるか谷口
●左から明大中野卒の金子(44)、公式戦2試合で三振とセカンドゴロの記録を残した野球部出身の大池(24)、安部(28)、ベンチプレス120キロのアメフト部出身の柏崎(22)
●左から補強の新人柏崎(22)、藤井(24)、山田(24)