佐橋
三菱地所ハウスネット2-18三井不動産リアルティ
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
三菱地所ハウスネット | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 2 | ||||
三井不動産リアルティ | 6 | 5 | 3 | 4 | X | 18 |
(コールド)
井手口
三井不動産リアルティが毎回得点の大量18点を挙げ、5回コールド勝ち。三菱地所リアルネットの両投手は14四死球(1回に3.5個)を与え、試合にならなかった。
三井リアルは初回、先頭打者の原が本塁打すると、もう打線は止まらない。続く安田も安打、そのあと3連続四死球に6番大内の適時打など打者一巡の猛攻で、この回一挙6点。続く2回も6番大内の本塁打と7番清原の3塁打など打者一巡で5点。3回には5番DH竹野の、4回にはDHを解除した5番佐橋の本塁打など、4回まで毎回得点の大量18点を奪った。
先発した佐橋は3回を投げ、被安打6、奪三振4、1失点(自責はゼロ)、2番手の並木は被安打ゼロ、1失点(自責はゼロ)。
三菱地所リアルネットは、長崎海星-愛知学院大の2年目井手口投手(24)の不調がすべて。いきなり本塁打、安打、そのあと3連続四死球を与えた。
打線は1番下村、3番森、4番佐々木ら主力が得点に絡んだが、序盤の大量失点が堪えた。
三井不動産リアルティベンチ(左端が安西監督)
◇ ◆ ◇
いつもそうだが、安西監督は采配を揮い、檄を飛ばし咆哮しながらスコアもつけている。記者は中学生のときスコアラー兼マネージャーをしていたので、敵味方のスコアはほぼ完ぺきにつけた。中学生は技術も未熟だから、欠点を監督に伝えると、面白いように的中する。例えば、「振り回すだけだから、ボール球にも手を出す」とか「性格に問題あり。野次ったほうがいい」とかだ。野球は科学だ。数字は嘘をつかない。スコアをつけないと絶対強くならない。
安西監督のすごいのは、冒頭に書いたように、指揮を執りながらスコアをつけられることだ。さすがに球数、球種は記録していないが、ほぼ完ぺきにつけている(字はお世辞にもきれいとは言えないので読みづらいが)。
スコアを正確に紹介すると、次戦の相手に情報を与えるようなものなのであまり書かないようにしようと思ったら、何と次は三井不動産リアルティ千葉だ。どう分析しても三井リアル千葉の確率は3割もない。判官びいきの記者は千葉を応援したい。
〝人間機関車〟篠原頑張れ。相手の下位打線はたいしたことない(打順を変えるかどうかはしらないが)。上位打線は勝ちに徹している。3番横瀬は全打席4四球。横瀬がキーマン。勝負を避けるのも一法だが、ど真ん中に投げてやれ。1~5番まで20打席で11四死球を選んでいる。逃げるな、どんどん攻めろ、相手に考える暇を与えるな。佐橋、並木は無四球。これがヒントだ。
※記事は、三井不動産リアルティ提供のスコアによるもの