第36回RBA野球大会決勝トーナメント開幕戦 HATARABA-三井不動産レジデンシャルリースが10月27日、三郷サンケイグラウンドで行われる。いつものように記者のどっちも〝勝って〟予想。
双方とも予選は1試合しか行っておらず、戦力は把握できないため予想は不能。実績だけなら三井レジリースだが、予選の清水建設戦で5回6失策、16失点と〝ザル〟どころかタガが外れた〝桶〟状態。第30回大会日曜ブロックの優勝投手・渡辺は4回投げ16失点(自責点は5)。チーム状態がよくなっているとは思えず、不安の方が大きい。
渡辺は清水戦のあと「RBAは引退する」と語った。有終の美を飾れるか。打線が奮起し、しっかり守れれば勝機は生まれるが…。
渡辺が所属する「東松山ホークス」は、主に東松山市出身の選手で構成される軟式野球チームで、今年5月に開催された日本軟式野球大会(2部)に埼玉県代表として創部初の全国大会に出場、ベスト4まで進出した。
HATARABAは大成有楽不動産戦で9得点(3失点)。メンバーが若手に変わり、ムードはいい。投手は畠山(2回)-山本(5回)の継投。山本は札幌日大高出身の23歳。
他の注目選手は、東海大熊本キャンパスの寮生活をしていた夜中に熊本地震(2016年)にあい寮は全壊したが助かった丹羽(26)、びわこ成蹊スポーツ大学の水球部出身で、日本代表に選ばれたこともある石川(24)、沖縄尚学出身の平安捕手(29)ら。
渡辺を打てるとは思えないが、相手の拙守につけ込むことができれば…。