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2024/10/28(月) 12:47

4強が同枠 神の悪戯か悪魔のささやきか RBA水曜ブロック優勝戦線に異常あり

水曜ブロック決勝トーナメント組み合わせ

水曜ブロック.png

記者は、第36RBA野球大会(第9回国土交通省 不動産・建設経済局長杯)水曜ブロックの優勝戦線は本命不在、下剋上の戦いで、強いてあげれば〇リスト、〇三井不動産リアルティ、旭化成ホームズ、東急リバブルの中から優勝チームが出るのではないかと考えていたのだが、豈図らんや。この4強が抽選の結果、同じ枠内に入った。記者のように不偏不党、公平無私であるはずの神の悪戯か、それとも悪魔のささやきか。

だが、しかし、決まったものは仕方ない。どこが強いか、優勝するか、大胆に予想する。

冒頭に書いたように本命◎の印をつけられるチームはいない。昨年優勝した東急リバブル、準優勝のリストは強いが、絶対ではない。

頭一つリードしているのは〇リストと〇三井不動産リアルティだと現時点では考えている。

リストは、予選の12位決定戦を社内行事のため不戦敗となり、シード権を逸した。しかし、エース三上は万全と見た。昨年までは力で押しまくっていたが、倉持監督が絶賛したように、スライダーを完全にマスターした。球威は水曜ブロックでトップクラスだ。スタミナもあり、どこが相手でも最少失点に抑える力がある。予選を1試合欠場し、ディズニーランドで彼女と永遠の愛を誓ったそうで、その後、破綻していれば投げられない状態になっていれば話は別だが…(愛と憎しみは紙一重なのを三上は経験していないだろう)。

仮に、三上が投げられないとしても、もう一人エース級の投手がいる。鹿児島出身の上之薗だ。三上が不在のとき登板し、快〝投〟乱麻の活躍を見せた。上之薗の活躍を支えたのは、これまた鹿児島から応援のために駆け付けた中学時代の同級生だった。その後、愛に発展したか、不発に終わったかは知らないが、成就したとなれば鬼に金棒(彼女をまた呼ぶのか。旅費は会社が負担するはず)。

打線はどうか。昨年は主砲岩島が肉離れで戦線を離脱したのか響いた。今年は筋トレの効果覿面。この他、大室、岩畑らの若手が元気で、ベテランの杉山、キャプテンの山中(仕事が忙しいのが気がかりだが)らもいる。

三井不動産リアルティはこれまで過小評価していた。▲から〇に格上げした。佐橋-佐藤の日大コンビが元気いっぱい。佐橋投手は、予選で3試合投げ、自責点は1のみ、防御率は0.75だ。むきになる場面もあったのが気になるが…(負けん気は両刃の剣だ)。

打線は水曜ブロック随一だ。予選3試合12イニングで37得点、本塁打は5本(9回戦として1試合3.75発)。プ野球に例えれば、年間チーム最多本塁打記録(2004の巨人が138試合で259本塁打、1試合1.88発)よりペースははるかに高い。打線のつながりを重視する攻めに徹しているのが大量得点に結びついている。

順当なら初戦でリストと対決する。三上投手を攻略するのは容易ではないだろうが、勝利したチームが優勝にもっとも近いのではないか。

▲旭化成ホームズと▲東急リバブルは評価を下げた。旭化成ホームズは予選で伊藤忠ハウジングには大勝したが、一条工務店とみずほ不動産販売には大苦戦。先発投手は松田(日体大、全日本代表) 清水(西武・佐藤の先輩、筑波大)、益川(法大)が先発したが、いずれも失点し3試合で11失点。通算100勝近いレジェンド今野にどう繋ぐか。打線はかつてのような破壊力はない。主砲秋山がチームをどう引っ張るか。

昨年優勝した東急リバブルは、優勝投手・井上が万全でないと見た。予選で痛打されたのは、調整不足だと見た。あるいは〝2年目のジンクス〟か。予選から決勝Tまで3か月あるので調整してくるか。打線は〝怪物〟竹内がいるが、全体的に昨年以上ではないと見た。チームの核・河野の引退の影響はないのか。

無印にしたポラス、野村不動産​ソリューションズにチャンスがないわけではないが、2連勝するのは容易ではない。

もう一つの枠は、4強がいないので俄然面白くなってきた。△の大和ハウス工業、△ミサワホーム東京、△みずほ不動産販売は互角。どこが決勝に進んでもおかしくない。

大和ハウスは貧打を解消し、上村投手が予選で好投した。ミサワ東京は三井不動産リアルティに惨敗したが、主砲の北斗が欠場したのが痛かった。若手が奮起すれば勝ち上がる可能性はある。みずほ不販は、2013年センバツ優勝の浦和学院の〝二刀流〟木暮(きぐれ=29)が旭化成ホームズ打線をほぼ完ぺきに抑えた。最後は疲労からかサヨナラ負けを喫したが(この試合、エース丸山は欠場)、初の決勝進出も夢ではない。

 

 

 

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