第36回RBA野球大会(第9回国土交通省 不動産・建設経済局長杯)決勝トーナメント水曜ブロック1回戦4試合が11月6日、大宮健保グラウンドで行われる。例にならい記者のどっちも〝勝って〟予想。
三井不動産リアルティ千葉-ミサワホーム東京
ミサワ東京が優勢。予選最終戦では三井リアルティにまさかの大敗を喫したが、ここは必勝態勢。投手はセンバツ経験もある東海大卒の左腕鎌形、帝京大卒のサイドスロー西島のエース争いにも注目。打線はベテラン北斗、井町らと若手の歯車があうか。
三井リアル千葉は、投げる〝ザトベック〟篠原(46)に注目。野手陣がしっかり守ればすいすい投げるシーンも想定したい。打線は若手の加入で間違いなくアップしている。先手を奪えば勝機も生まれる。
みずほ不動産販売-東京セキスイハイム
みずほ不販が優勢。誰が投げるかだが、エース丸山⇔二刀流・木暮の継投と見た。どちらが先発でも相手打線をほんろうする力がある。打線は木暮、片岡に注目。仕上がり具合で、36年目にして初の決勝進出も見えてくる。
東京セキスイハイムは初の決勝トーナメント進出。壁は厚いが当たって砕けろだ。失うものはない。左腕望月(33)は最少失点に抑える力があると見た。打線が奮起すれば番狂わせもあるか。
ポラスグループ-東急リバブル
東急リバブルがやや優勢。仕上がり次第で印▲の引き上げ〇、引き下げ△もありうる。予選では昨年の優勝投手・井上がいま一つだったのが気がかりだが、調整を積んできたか。ベテラン坪井、本職は内野の星川の登板もあるか。打線は、〝怪物〟竹内、濱主将がチームを引っ張るか。
ポラスは岩瀬が投げるはず。休養十分だろうから、5回は投げられる。竹内を抑えれば最少失点に抑える力はある。問題は2番手がいないこと。打線はリバブルとそれほど差があるわけではない。上津原を中心にベテラン清水、西武⇒巨人若林と同窓の駒澤大学卒で同い年の渡部(26)が頑張れば相手を慌てさせることができる。
野村不動産ソリューションズ-リストグループ
リストが優勢。エース三上とすい星のごとく現れた上之薗とも〝愛の行方〟によっては大失速もありうるが、順調に愛を育んでいると見た。双方ともどこが相手でもほぼ完ぺきに抑える力がある。
打線は岩島が絶好調とみた。課題はその前後を打つ打者だが、昨年のような貧打は快投使用されていると見た。ベテラン杉山、山中に若手の大室、上之薗、岩畑らの歯車がかみ合えば、優勝候補の筆頭に躍り出る。
野村ソリューションズは投手に不安があり、相手投手を攻略するのは容易ではない。投げるのは岡野、島田、横倉と3人いるが、ある程度の失点は覚悟しないといけない。磯部、山際らが投手を援護できるか。