〝エースは俺だ〟鹿島・原投手
三井不動産レジデンシャルリース5-8鹿島建設
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
三井不動産レジデンシャルリース | 2 | 1 | 1 | 1 | 0 | 0 | 5 | |||
鹿島建設 | 2 | 5 | 1 | 0 | 0 | x | 8 |
〝おれは世界をまたにかけてるんだ〟三井レジリース佐藤
双方合わせて6回まで11安打、15四死球が飛び交う乱打戦は鹿島建設が制した。関西学生野球連盟公式戦で3勝を挙げた京大硬式野球部のエースだった・原投手(26)が初先発。8つの四死球を与えるなど制球が定まらなかったが6回完投。三井不動産レジデンシャルリースは、かつてのエース佐藤が久々に登板。序盤は制球が定まらず、味方の拙守にも足を引っ張られ7失点した(うち自責は2)のが痛かった。
2点先制された鹿島は初回、先頭の詩力が四球を選び、続く堀が内野安打で出塁、それぞれ盗塁を決めたあと3つの四球で同点に。2回は、1死から市原が内野安打で出塁したあと、2つの四死球と敵失で2点を挙げ逆転。さらに6番高木の右中間3塁打と7番田中の左翼前適時打でこの回一挙5点を奪った。3点差に迫られた3回には堀が右翼越え本塁打を放った。わが三重出身の光太は慣れない1塁を守り3失策。
先発は、光太でも野間でも堀田でも菊地でもなく、5人目の投手と呼ぶべきなのか京大硬式野球部のエースで、関西学生野球連盟公式戦で3勝を挙げたという原。制球が定まらず、被安打5、失点5、与四死球8、奪三振5の大乱調にもかかわらず、さい配を揮った田中監督代行は動じる様子もなく任せきった。
三井レジリースは惜敗。初回、1死から堀が中堅越え2塁打し、続く中野、杉浦の連続四球の満塁から5番松本の中堅前安打で2点先取。同点の2回は、四球と敵失から押し出し点を挙げ1点リードしたが、その裏の大量失点が堪えた。残塁は11個。あと一押しがなかった。大西3塁手は致命的な失策をしたが(5度の守備機会のうち1度)、そのほかは堅守でナインを盛り立てた。
国内とクアラルンプール勤務が半々という佐藤は調整不足か、初回と2回に与えた6四死球がすべて。3回以降は変化球が冴え、本塁打による1失点に抑えた。8失点で自責は3。
鹿島・市原か高木か
鹿島・堀
○田中監督代行 堀田? 彼はマラソン。清水建設さんが不戦敗? うちもこれから同じ土健保大会の試合
○原 公式戦記録? 覚えていませんが確か3勝。専攻? 建築です。長髪? 大学では普通でした(西武の高橋、今井ほどではなく、髪は染めていなかったがかなりの長髪。それを許す鹿島はえらい。球威はあったがコントロールが悪かった。軟式に慣れれば光太、野間、堀田、菊地と同レベルか)
●藤城監督 まともな野球ができるようになってきた。来年頑張る
●佐藤 仕事はクアラルンプールと半々(以前は米国勤務)。コントロールが悪すぎた。エラー? 全然。これが草野球
先制に沸く三井レジリースベンチ
〝同点た、逆転だ〟鹿島ベンチ