第36回RBA野球大会(第9回国土交通省 不動産・建設経済局長杯)日曜ブロック準決勝戦が11月17日(日)、大宮健保グラウンドで行われる。いつものように記者のどっちも〝勝って〟予想。どこが勝っても初の決勝進出となる。
旭化成リフォーム-鹿島建設
鹿島建設が優勢。準々決勝戦の投手は、予想された光太でも野間でも堀田でも菊池でもなく京大エースだった原(26)だった。原は制球に苦しみ、6回まで8四死球を与えた。中一週で調整できるのか。先発は光太ではないか。これまでも安定したピッチングを見せてきた。
打線は好調を維持していると見た。貧打は解消されつつある。堀田がチームを引っ張るようになればもっと強くなる。
旭化成は劣勢だが、チャンスがないわけではない。清水建設に不戦勝したのは、清水がゼネコンの野球大会に出場したためで、鹿島もまた同じ大会で優勝を狙っている。同時開催で戦力をそちらに注げば、ちょろちょろ打線になるかもしれない。そうなったら、風間、結城、石田、中村ら投手は数だけなら鹿島を上回る。佐久間、大星ら打線も互角だ。原が再び登板すれば乱打戦に持ち込める。
青山メインランド-THEグローバル社
青山メインが優勢。準々決勝戦で門馬-金子が1安打完封リレーしたように、今回も門馬-金子の継投になるのは間違いない。打線は準々決勝戦で主軸の南谷は欠場したが、上下むらなく打つ。
グローバルの投手力は、青山メインの門馬、金子ほどではないが、堀内、野沢コンビは最少失点に抑える力がある。しかし、野沢は欠場する可能性を佐々監督は示唆した。堀内は準々決勝戦で7安打されたように、不安もある。層の薄そうな打線も気がかりだ。