中田
ミサワホーム東京 15-0 ミサワホーム神奈川
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
ミサワホーム東京 | 3 | 6 | 4 | 2 | 0 | 15 | ||||
ミサワホーム神奈川 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
坂本
〝骨肉の争い〟はミサワ東京に軍配-どちらが兄か弟かは分からないが、ミサワホーム東京とミサワホーム神奈川の兄弟対決はミサワ東京が大量15点を挙げ大勝。後藤監督もナインも手加減することなく相手を粉砕。今年から神奈川の監督に就任した清水監督(56)に長年の借りを返した。遺恨試合にならないことを祈ろう。
記者は1回の攻防しか見ていない。ミサワ神奈川は〝カルフォルニア出身〟のやたらと口数の多い坂本が先発。サングラスを付けたままマウンドに登り、今季から名誉顧問に就任したミサワ東京前監督の岡崎に「サングラス外せ」の声に渋々従った。(岡崎顧問は「坂本とは仲が悪い」と独語したが、二人の関係かナイン同士の関係かは分からない。口は禍の元)
その仲の悪さが幸いしたのか災いしたのが、ほとんど緩球しか投げない坂本を初回からミサワ東京打線がつるべ打ち。仙台育英出身の川田が3塁打を放ち、トモキが2ランを放った。
ミサワ東京は10年くらい前に投げたという中田(32)が先発。球の速さは変わらないと思ったが、坂本よりコントロールはよかった。
試合結果について、ミサワ東京の後藤監督は、「岡崎顧問には30歩くらい口数を少なくしてもらって(岡崎はRBA屈指の口達者。話し出すと止まらない)、先発投手は、かつて名古屋から新幹線を利用して出場していた、バッティングピッチャーの経験が豊富な安定感がある中田を起用し、2番手も5年ぶり2回目の加藤にした。抑えは球に勢いがある石島やトモキを準備。緩急で相手打線を狂わせた私独自の采配が的中した」と自画自賛。許した安打は2~3本くらいとか。
打線については「私からサインは送らなかったが、選手が勝手に走って止まらなかった」とコメント。
今年から新監督に就任した、相手ミサワ神奈川の清水監督(56)は「もう投げられない」と3塁コーチャーボックスに立っていた。記憶は定かではないが、現役時代の清水は水曜ブロック屈指の好投手で、ノーヒット・ノーランを達成したことがある、ミサワ東京と対決したときも完璧に抑えたのではなかったか。
岡崎もまた当時水曜ブロックを代表する選手として投打にわたり活躍していた。清水とも対決しているはずだ。どっちが勝つたか負けたかは思い出せないが、岡崎もナインも清水は〝目の上のたん瘤〟だったのは間違いない。30年ぶりくらいにその借りを返したということか。
岡崎(右)
トモキ
清水