〝オオタニサーン、ホッタサーン〟鹿島堀田
鹿島建設9-6サンフロンティア不動産
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 合 計 | |||
鹿島建設 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | 9 | |||
サンフロンティア不動産 | 0 | 0 | 0 | 1 | 4 | 1 | 6 |
暴投で同点のホームを踏んだ堀田
鹿島建設が辛勝。エース光太が降板した後の5回に逆転されたが、6回に〝オオタニサーン〟より身長が1cm高い堀田が四球を選び、盗塁を決めたのをきっかけに大量5点を奪って逆転した。サンフロンティア不動産は大魚を釣り損ねた。猛暑に耐えられなかったのか、6回の小野は投げられる状態ではなかった。
試合を見たのは、鹿島が4-1とリードしていた5回裏、サンフロンティアの攻撃の場面だった。鹿島の投手はエース光太でも横手投げの野間でもドジャース・大谷より身長が1cm高い194cmの堀田でもなかった。
その鹿島の投手の制球は定まらず、四球などで満塁となり、サンフロンティアの3番川添が内野安打で1点、続く加藤は四球押し出しで1点追加。ここで投手は右翼へ、中堅手(市原)が登板。5番桜井は死球で同点。6番小野は三塁ゴロに倒れたが、7番名倉がセンター前安打を放ち加藤が還り勝ち越したが、2塁走者の桜井は三本間に挟まれアウト。
逆転された鹿島は6回、この回先頭の堀田が四球を選び2盗、進塁打と暴投で堀田が還り同点。さらに4点を追加してサンフロンティアを突き放した。
〝大人と子どもじゅないぞ〟堀田(左)と滋賀県八日市場出身の身長170cmの阿如井
○小巖主将 4-0です。目標は何が何でも勝つこと。勝てばいい(さい配を揮ったのは古和ではなく高木新監督か。薄氷を踏む思いだったはずだ)
○堀田 よく聞こえた(堀田が出塁したとき、記者は鹿島ベンチで観戦しており、隣の選手に「盗塁したら100%セーフ。絶対走るべき」と話した。堀田に聞こえるはずはないが、果敢に走った。ベンチの采配ではなかったような気がする。勝因はこの盗塁だ)
●川添監督(32) 昔の強かった時の選手で残っているのは私だけ(二宮さん、選手を補強すべき。御社はスポーツ支援活動に積極的に取り組んでいるではないか。自社のスポーツ活動を支援しなくてどうする。野球選手は従業員に欠かせない頭脳・判断力と体力も備わっていることを二宮さんが一番よく分かっているはずだ。大手デベロッパーは野球部とルートを確立している。だから業績も上がっているではないか)
●桜井(26) 一瞬返球が目に入ったので止まった(アウトになった場面を振り返り。タイミング的には微妙だが、あそこは突っ込むべきだと記者は思った)
鹿島2番手の投手(左)と3番手の市原
小野
サンフロンティア新人の真田(左)と加藤
川添
桜井
小巖