第1回トライビジョン野球大会(第37回RBA野球大会)は来週水曜日から決勝トーナメントが始まる。前半戦を振り返るとともに、決勝トーナメントを展望する。
水曜ブロックは、記者が予想した通りの結果にほぼなった。予想外なのは、初陣レジデンシャルグループの健闘だ。3試合15イニングで29得点。クジ運に恵まれた観がしないでもないが、力がないとできないことだ。今後の戦いから目が離せない。
過去2年間は初戦で敗退していたオープンハウスも元気だ。主力は入社1~2年目の選手で、若返りが奏功したようだ。優勝もあるかもしれない。〝レジェンド〟今野が先発から外れ、三冠王・北寒寺も仕事が忙しいとかで欠場が目立ち、このところ〝王者〟の名に陰りが見える旭化成ホームズも劇的な逆転勝利を収めた。3連覇を目指す東急リバブル、昨年はリバブルに惜敗した三井不動産リアルティも元気だ。これらにリスト、ミサワホーム東京、タウングループなども優勝戦線に食い込みそうで、大混戦になりそうだ。
日曜ブロックは、昨年優勝した青山メインランドと準優勝の旭化成リフォーム、通算勝率が8割超えの王者ケン・コーポレーションが予選敗退の大波乱。決勝トーナメント進出8チームの中では、戦力がやや劣ると思われる東京建物を除き、残りの7チームの戦力は拮抗しており、水曜ブロック以上に優勝戦線は混とんとしている。最大の注目カードは三井不動産-三井不動産レジデンシャルの〝身内〟同士の対決だ。三井レジは嘉村社長が応援に駆け付けた。三井不・植田俊社長や他の役員はどちらを応援するのか。セグメント別の売上高構成は、オフィス・商業施設が中心の「賃貸」が33.2%なのに対し、分譲住宅が中心の「分譲」は28.9%と拮抗しているが、他のセグメントを含めると三井不が圧倒的にリードしている。
大会規定では、同じグループ内のチームであれば、どちらに所属してもいいことになっているので、勝利したチームが敗者チームから補強して準決勝戦に臨むのではないか。内輪もめに発展することはないと見た。
ほかでは鹿島建設がやや抜けているような気がするが、勝負は下駄を履くまで分からない。
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今年で37年目を迎えたRBA野球大会は、主催者が第三企画から一般社団法人トライビションに変わった。第37回大会に参加しているのは51チームで、この51チームが所属する会社の総売上高は90兆円を突破する。
この51チームを含めてこれまで大会には189チームが参加。全大会に出場しているのは東急リバブル、ミサワホーム東京、みずほ不動産販売、三井不動産、ケン・コーポレーションの5チーム。37回大会に出場しているチームで、100試合以上戦っているのは水曜ブロックが10チーム、日曜ブロックは4チーム。このうち最も勝率が高いのは旭化成ホームズの.879、以下、ケン・コーポレーション.812、東急リバブル.724の順。
昨年までに参加していた主なチームを列挙すると飛栄不動産販売、アークフェニックス、マルコー、ユニベル、六建建設、中銀マンシオン、アサヒ都市開発、力建、東高ハウス、昭和地所、リステル、三和ホーム、扶桑レクセル、石原建設、第一住創、大京、東電不動産、モリモト、明和地所、JR西日本プロパティーズ、住友林業、トラバース…などかある。破産したり整理されたりした企業も少なくない。


