桜庭さんによる始球式(これが限界。記者のカメラは数万円。プロは100万円もするレンズ付きのカメラを持っていた)
三菱地所は9月2日、TVCM「三菱地所を、見にいこう。」シリーズ新CMお披露目会と始球式を東京ドームで行われたプロ野球日本ハムVS千葉ロッテ戦で行い、女優の桜庭ななみさんが見事な始球式を演じた。試合開始前のほぼ30分間、日ハム大谷投手が登板する試合で「三菱地所を見にいこう」が球場を支配した。
桜庭さんは、2010年から同社のTVCMに出演しており、今回は新しいCM「日本全国」と「物流施設」篇の2本。
始球式では、桜庭さんは最少のエネルギーでもっとも遠くまで飛ばせる物理の法則を応用したのか、ピッチャーズマウンドから元日ハム・多田野投手も真っ青なきれいな45度角の放物線を描くボールを投げた。球は、ロッテ荻野の内角をえぐり、ワンバウンドで日ハム市川捕手のミットに吸い込まれた。西武・森なら真剣勝負でも絶対に空振りする絶妙なコントロールだった。
この投球に心を奪われたか動揺したのか、この日先発した日ハム大谷投手はいきなり四球を与え、次打者・角中に2ランを浴びた。試合は結局、ロッテが4-2で勝利。大谷は6回3失点でマウンドを降り、4度目の敗戦投手。
観衆は、大谷効果か桜庭効果か、はたまた三菱地所の底力か分からないが、前日より1万人近く多い約3.1万人だった。
イベントでは、同社が招待した子どもたち約100名によるベースランニング、「三菱地所の車」から登場した桜庭さんによる新CM発表会、両監督への花束贈呈式などが行われた。
「三菱地所の車」から登場した桜庭さん
子どもたちのイベント(日ハムやヤクルトファンはいたが西武ファンはいなかった)
関係者らで記念写真
桜庭さん(プロでなくたってこれくらいの写真が撮れる。被写体がいいからですが)
三菱地所 杉山社長「広島が気になる? ダメ、ダメ、今日は日ハムの応援なんだから」