旭化成不動産レジデンスは5月27日、同社が事業協力者および参加組合員として携わった、調布富士見町住宅の再建プロジェクト「アトラス調布」が、平成28年度「都市景観大賞(都市空間部門)」の最高賞である大賞(国土交通大臣賞)を受賞したと発表した。
同プロジェクトは、団地住民が地域との関わりの中で持っていた課題(交差点の危険性や公園へのアプローチの悪さ)を調布市と共有化し、団地の建替えと同時に市道を付け替え、「コミュニティ街路」として再生することで解決した事業。
官・民・住民が一体となって新しい景観を生み出したプロセスや、再建後のマンションが石畳や植栽と一体的にデザインされたことなどが評価された。
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このマンションについては2度、3度見学して記事にしているのでそちらを参照していただきたい。
ランドスケープデザイン、住棟配置が秀逸で、住民や設計者のプロジェクトに込めた思いがひしひしと伝わってくる好物件だ。