三井不動産は10月24日、オフィスビル事業で女性の活躍を応援する新しいプロジェクト「Work-Life Bridge(ワークライフ・ブリッジ)」を本格始動すると発表した。
「Work-Life Bridge」プロジェクトは、「女性の視点」に新しい働き方やライフスタイルのヒントがあるという考えのもと、オフィスを単に働く場としてだけではなくOff Timeも充実させる場となるような施策を企画することで“Work”と“Life”の架け橋となることを目指し、女性の活躍を応援するもの。
プロジェクト第一弾は、「手軽&豊かな食卓を通じ“働く”を応援します」をテーマに、有機・特別栽培野菜などのインターネット販売を行うオイシックス株式会社とのコラボレーション企画として、20 分で主菜・副菜が作れるレシピと食材のセット「Kit Oisix(きっとおいしっくす)」を販売するイベントを「日本橋一丁目三井ビル」(コレド日本橋地下1階、10/24~10/28 17:00~19:00)と「霞が関ビル」(地下1階、10/31~11/4 17:00~19:00)で行う。通常1セット2人前1,180~1490円の商品を1,000円で販売する。「KitOisix」の定期会員数は3万人を越えるという。
同社は女性活躍推進のリーディングカンパニーを目指し、女性管理職の人数について2020年までに2015年度の3倍を超えることを定量目標に掲げている。
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先ほど、「202030は可能か」の記事を書いたばかりだ。タイミングよく、同社が女性活躍を応援するプロジェクトを始動するニュースをリリースした。
記者も主夫をやったことがあるのでわかるが、20分で主菜・副菜をつくれるのはいい。
記者が子ども二人によく作ったのは「親子丼」「カツ丼」(カツは市販のもの)「ホイコーロー」などで、これだと30分はかからない。材料費も安い。カレーライスは圧力鍋を使って時間を短縮したが、ねぎを炒めるのに時間がかかるので1時間近くかかった。休みの日の定番は「チャーハン」と「ラーメン」だが、ラーメンはもやしの根を切り出すと30分はかかった。自分の食事は子どもが食べ終わってから作った(酒さえあればよかったのだが)。
それにしても「Kit Oisix」の定期会員が3万人とは。ただ同じ食材で、同じレシピで、同じ味のおかずで食事をする「Kit」はブロイラーのようで何だか味気ない。それだけ働く女性が追い詰められているのだろうが、「愛」のかけらもない。「Motto」はどうか。