誰でもそうだろう。朝一番にいい仕事(取材)ができれば一日気分がいいものだ。昨日がそうだった。コスモスイニシアの分譲戸建て「グランフォーラム練馬田柄」がそうだ。モデルハウスの出来が出色で、最高天井高3.6mの空間演出に圧倒された。
物件は、東京メトロ有楽町線地下鉄赤塚駅から徒歩6分、練馬区田柄二丁目の第1種低層住居専用地域(建ぺい率50%=角地緩和区画60%、容積率100%)に位置する全11区画。土地面積は100.16~120.93㎡、建物面積は95.08~119.18、予定価格は7,000万円台半ばから9,000万円台。建物は平成29年9月までに竣工済。施工は西武建設。構造・工法は木造(枠組壁)・2階建て。分譲開始は11月下旬。
現地は、生産緑地も点在する住宅地の一角。都立光が丘公園へは徒歩15分。建物は全て2階リビングで、最高約3.6mの高天井を確保し、5畳大以上のグレーチングバルコニーを採用しているのが特徴。
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最高天井高3.6mのリビングは、昨年見学した同社の「グランフォーラム光が丘公園」でも採用されていたが、より進化している印象を受けた。空間演出が抜群だった。
写真を見ていただきたい。モデルハウスは5号棟で、2階LDKの広さは約20.7畳大。床から天井まで本棚が設えてあり、ところどころに本物の観葉植物が置かれている。天井にはファンが回っている。リビングの陽が入る南西角には約5.4畳大のグレーチングバルコニー、北側には約2.4畳大のDENが配置されている。
1階の玄関・ホールの演出も見事だ。これも写真を見ていただきたい。写真では広がりがよく表現できていないが、シンメトリーの窓が美しい。同社はマンションもふくめて〝魅せる玄関〟に最近力を入れており、十分スペースを確保するとともに天然素材を多用、デザインにもこだわりを見せている。
細かな配慮では、2階の洗面室には物干しポールを、階段部分には下部収納をそれぞれ設置している。
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見事な空間演出を引き立てているのが「GREEN DECORATION SARVICE(グリーンデコレーションサービス)」だ。パーク・コーポレーションの空間デザインブランド「パーカーズ」とコラボし、モデルハウスにはすべて本物の緑を配している。
記者はこれまで何度も「モデルルームやモデルハウスに下品な造花(フェイク)を置くな」と書いてきたが、同社の商品企画担当者も同じ思いなのだろう。
少し考えれば誰だってわかるはずだ。一流ホテルやレストランのテーブルに造花が置かれているかと。居酒屋だってそんな愚を犯さない。記者は二度とそんな店を利用しない。
別掲に昨年記事にした「石神井公園」「光が丘公園」を添付するが、ほとんどが1億円以上の「石神井公園」は完売まで半年かからなかった。マンションもそうだが、最近の同社の分譲戸建てはどんどんよくなっている。