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2017/12/11(月) 21:51

大和地所レジ「ヴェレーナグラン大宮大門町 瑞景」全45戸 1カ月半で完売

投稿者:  牧田司

 大和地所レジデンスは12月11日、さいたま市大宮区のマンション「ヴェレーナグラン大宮大門町 瑞景」全45戸が販売開始から約1カ月半で早期完売したと発表した。

 物件は、JR大宮駅から徒歩5分、さいたま市大宮区大門町三丁目に位置する13階建て。専有面積は・60㎡台~83㎡台、価格は4,400万円台~8,100万円台。入居予定は2019年5月下旬。施工は大木建設。

 大宮駅から徒歩5分の立地に加え、再開発エリアに近接、ガラスコーナーサッシなど開放感を高めたプランなどが評価された要因。

◇       ◆     ◇

 ご同慶の至りだ。10月に取材したとき、坪単価300万円の大台に乗ったらわからないが、280~290万円だったら間違いなく早期完売すると読んだ。実際はもっと安かったようだ。お客さんの考えと記者の読みにそれほど差がなかったことがなにより嬉しい。

 そこで、同社も含め中堅デベロッパー(このような呼び方は失礼だと思うが、記者は便宜的に数社の大手以外をひとくくりでこう呼んでいる)に注文。マンションの分譲に関するメディア向けニュースリリースを発信するのはいいのだが、同時に記者見学会をもっと積極的に行っていただきたい。仮に大手と同じ商品企画でもブランド力では圧倒的に負ける。それを補うために、専門紙誌の記者にアピールするのは有効な手段だと思う。

 しかし、積極的に記者見学会を行っている中堅デベロッパーは総合地所くらいで、皆無に近い。これでは〝駅近〟〝大規模〟〝再開発〟〝タワーマンション〟などで一網打尽に需要を取り込もうとする大手に勝てない。埋没する一方だろうし、現場の営業にそれだけ負担がかかる。ニッチに徹するのも生き残る方法だろうが…。

 見学会を行っても記者は集まらず、徒労に終わることもある。それでも繰り返し、一つひとつ説明すればいずれは理解されるようになる。広報活動は大手の2~3倍努力しないと勝負にならない。

 ローマは一日にしてならず。いま中堅でユーザーから圧倒的な支持を得ているモリモトは、バブル崩壊後の平成4~5年から〝デザイナーズマンション〟を前面に掲げ、大手に対抗してきた。

大和地所レジ 人気になった「大宮大門町」に隣接 坪300万円はないと見たが… (2017/10/12)

 

 

 

 

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