去る1月6日、肺炎のため死去した住友不動産販売元代表取締役会長・社長の岩井重人氏(享年87歳)の「お別れの会」が3月12日、都内のホテルで行われた。主催者の同社代表取締役社長・田中俊和氏をはじめ、多くの関係者が最後の別れを告げた。
田中社長は礼状で「仲介業務で後発だった弊社の業績を著しく伸長させ、直営仲介ナンバーワンのリーディングカンパニーへと押し上げると共に、平成10年に東証二部上場、12年には一部上場を果たし…『不動産流通経営協会』と『東日本不動産流通機構』の理事長として、様々な課題に積極的に取り組んでまいりました」と岩井氏のこれまでの功績を称え、「弊社はこれからも故人が実践しておりました『顧客第一』の精神をしっかりと心に刻み、今後も社業の伸展に努力していく所存でございます」と認めた。