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2018/04/19(木) 17:04

1週間に5件 全て売れ行き好調 マンション・戸建ての販売現場に本物の生花・観葉植物

投稿者:  牧田司

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「ルピアコート市川妙典」モデルルーム

 いま何が嬉しいかと言えば、わが西武ライオンズの快進撃だ。昨日は8回の段階で0-8の劣勢を覆して9回サヨナラ勝ちを収めるという長いプロ野球の歴史の中で初の快挙をやってのけた。

 これと同等くらいに嬉しいのは、この1週間で見学したマンション・分譲戸建ての7現場のうち実に5つの販売事務所・モデルルームに本物の生花・観葉植物が飾られていたことだ。

 まずその物件を紹介する。コスモスイニシアの戸建て「グランフォーラム田園調布本町 桜坂」と「グランフォーラム成城学園前」、東京建物・三菱地所レジデンスのマンション「ブリリア一番町」(昨日記事配信)、ポラスのマンション「ルピアコート市川妙典」、住友不動産のマンション「シティハウス中野テラス」だ。

 記者は昨年5月、「いい加減にしてほしい モデルルームのケミカル製品・造花の氾濫」という記事を書いた。それが通じたわけではないだろうが、わずか1週間でこれほどの物件のモデルルームなどに本物の生花・観葉植物がセットされていた。喜ばずしていられようか。

 そして、さらに嬉しいのは、これから分譲される「シティハウス中野テラス」を除いて全て売れ行きが好調ということだ。もちろん本物の生花・観葉植物を使用したことが販売に好結果をもたらしたなどとは書かないが、来場されたお客さんに好印象を与えたのはまず間違いない。

 この4物件については追い追い記事にするが、本物の植物がどのような効果をもたらすか、これまた最近経験した例を一つ紹介する。

 記者は、青山1丁目にある、タバコが吸えるいつも生花が飾られているレトロな雰囲気がする喫茶店によく通った。いまでも近くで取材する機会があると必ず利用する。先日、道端に咲いていたハナニラを数本摘んで、その店のカップにそのまま挿した。店の人が気を遣ってくれて、もう1つカップを用意してくれた。

 気持ちのいい冷水につかることで生気を増したハナニラを眺めながら煙草をくゆらせていたら、店の女性経営者が「かわいいわね。わたしも造花は嫌いで、いつも生花を活けているけど、この草花で店の空気が変わる。感動しちゃう」と声を掛けてくれた。

 誰にも顧みられないような野の草花でも周囲の空気を一変させる力を秘めている。

 一生に一度か二度の大きな買い物をするマンションや戸建ての購入希望者に、フェイクだらけの床やら壁やらしか提供できないのだから、せめて観葉植物くらいは本物を使ってほしい。それがお客さんに対する礼儀だ。「本物の観葉植物は手間暇がかかる」という無神経なデベロッパーが少なくないのが全く理解できない。いやなら置かないほうがまだましだ。

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「グランフォーラム成城学園前」玄関(カウンタートップはフィオレストーン)

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ハナニラ(先日、阪急阪神不動産の戸建て記事では阪神ファンに失礼なことを書いたが、このハナニラの写真を記事に添えた。阪神ファンの怒りを鎮める効果をもちろん狙った。今のところ苦情・抗議は届いていない。ハナニラの効果か) 

いい加減にしてほしい モデルルームのケミカル製品・造花の氾濫(2017/5/23)

 

 

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