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2018/05/14(月) 23:29

巨星消える 木下長志氏に続き大京創業者、横山修二氏が死去 92歳

投稿者:  牧田司

 大京創業社長の横山修二氏が死去した。92歳。詳細は未定。

 横山氏は1925年(大正14年)11月23日生まれ。1960年(昭和35年)大京商事、1964年(同39年)に大京観光を創業。1997年(同9年)代表取締役会長に就任。

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 記者は14日の夜、業界紙の記者から訃報を知らされた。すぐ、大京創業時の幹部、記者が勝手に呼ぶ〝大京の7人の侍〟のうちの一人に電話した。亡くなられたのは事実のようだが、その侍は「また会いましょう」の言葉を残して電話を切った。もう一人の侍にも電話したが、コール音だけが鳴り響くだけだった。

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 横山氏には2005年、大京がオリックスと資本提携し、事実上オリックス傘下になったとき、自宅を訪ねコメントを取ろうとしたが、家族の方から「もう経営にはタッチしておりませんのでコメントは差し控えさせていただきます」としか聞けなかった。これもご本人の意思かどうかも確認できなかった。

 横山氏は、バブル崩壊後の経営悪化の責任を取り、平成4年に第一線から退いた。それでも当時の幹部からは「親父」と親しまれ、定期的に会合やゴルフなどをされていたようだ。馬主としても知られており、横山氏の所有馬から数点買って5万円の万馬券を的中したのは30年も昔か。

 92歳といえば、今年2月に亡くなった木下工務店の創業社長、木下長志氏と同じ年齢だ。昭和-平成の激動期に活躍した2人の巨星が消えた。2007年、7人の侍のうちの一人、明和地所の創業社長、原田利勝氏が亡くなったとき、秘書を通じ「残念です」と間接的にコメントを聞いたのが最後となった。

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