JR西日本プロパティーズが8月上旬に完成販売する「プレディア横浜三ツ沢」を見学した。先に見学取材した「プレディア府中西府」とともに同社の新ブランド〝プレディア〟の第一弾。コンセプトの「手が届く上質」工夫も盛り込まれている。
物件は、横浜市営地下鉄ブルーライン三ツ沢上町駅から徒歩4分、横浜市保土ヶ谷区岡沢町に位置する7階建て全51戸。専有面積は57.92~65.43㎡、予定価格は3,800万円台~5,400万円台(予定最多価格帯4,500万円台)。建物は2019年5月31日に竣工済み。施工は新日本建設・設計・監理はグローバン企画。販売代理は長谷工アーベスト。
現地は、南側に第一種住居地域が広がり、日当たりも良好な立地。徒歩6分の場所には約28万m2の広大な敷地の三ツ沢公園があり、緑も豊かなエリア。
建物は、タイルを多用するとともに、ガラス手摺を採用することで洗練された外観デザインにしている。
住戸は最大6.9mのワイドスパンで明るく開放的な空間を演出。設備仕様は、御影石のキッチンカウンター、食洗機、床暖房などが標準装備。また、全住戸分のトランクルームを1階に設置。その他、住戸前まで配達する「おうちCOOP」、タイムズのカーシェアなどのサービスも行う。
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新ブランド〝プレディア〟の物件を見学するのは今回で2度目。前回の「府中西府」と合わせて読んで頂きたい。
前回も書いたが、コンセプトの「手が届く上質」の一つとしてソフトクローズ収納を強調しておく。みなさんは些細なことと思われるかもないが、引き戸や収納がバタンと閉じて飛び上がったことはないだろうか。小生のバカ息子は部屋のドアもトイレのドアもいつもバタン、パタンと閉めた。そのたびに、エディット・ピアフの「バタン・バタン」を思い出した。(この曲はいいのだが、やるせない気持ちにさせられる)
坪単価について。記者の予想では270万円とみていたが、佐藤氏は「未定」と話したが、想定よりもリーズナブルな単価になりそうだ。
新ブランド〝プレディア〟を浸透させるためには、まだまだ供給が少ない。RBA野球で頑張って東京ドームに進出するようなら一挙にJプロの知名度は上がると思うが…その力はあるのかないのか。