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2019/11/07(木) 22:24

横浜版「SDGsストロー・ヨコハマ」1本50円で販売開始 麦わらストローはどうか

投稿者:  牧田司

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記者団の注文に応じデモンストレーションして見せる林市長

 横浜市は11月7日、「SDGs未来都市・横浜」の実現を目指すプロジェクトの一つとして、アキュラホームが開発した「カンナ削りの“木のストロー”」の横浜版「SDGsストロー・ヨコハマ」を完成させ、12月1日から販売を開始すると発表した。

 「カンナ削りの“木のストロー”」は、持続的な森林保全と廃プラ問題の解決を目指して〝カンナ社長〟で知られるアキュラホームが開発。間伐材などの木材を1mm以下に薄くスライスし、手作りでストローにしたもの。G20大阪サミットやG20関係閣僚会議でも採用されるなど関心が高まっている世界初の商品。

 「SDGsストロー・ヨコハマ」は、同社とわが国のSDGs取り組みではトップランナーの横浜市が連携して商品化したもので、市が保有する山梨県道志村の水源林の間伐材(スギ)を「木のストロー」用に薄板にし、厚労省の認可を受けた市内の障がい者の雇用を促進する目的の会社や障がい者地域作業所で製造、市内の飲食店・ホテルなど向けに販売していく。月産1万本で、1本50円(本体価格)で12月1日から販売する。

 林文子横浜市長は同日行われた定例記者会見で、「今回のプロジェクトは、プラスチックごみ対策、地球温暖化対策の『環境』と、ビジネス機会・雇用の創出という『経済』、市民・企業の環境意識の醸成という『社会』の統合的解決を図る市の目指すものと一致しており、実現したことは大変うれしい。今後、他地域へも普及したい」などと語った。

◇      ◆     ◇

 林市長も同社執行役員・滝川健司など関係者も話したが、一般家庭などへ普及させるための壁は厚い。価格だ。ストロー1本の値段は、プラスチック製が0.5円なのに対し、横浜産「木のストロー」は50円。林市長は「木の香りがする」「デザインが美しい」「手になじむ」などと精いっぱいのリップサービスを行ったが、お金持ちはいざ知らず、一般の主婦、あるいは主夫が1本50円もするストローを買う気には全然ならないはずだ。いくら環境問題に理解を示しても、懐に余裕はない。これでは勝負にならない。アキュラホームは1本10円を目指しているようだがそれでも高い。

 林市長、脱プラを本気で進めるなら、プラスチック製ストローを製造するメーカー、使用する飲食店、スーパーなどに重税を課し、逆に木のストローを使用した店・個人は税の減免をしてはどうか。

 わが家はストローなど全く使わないし、外でもストロー付き牛乳や野菜ジュースを飲むのは年に数回しかない。林市長も使ったことがありそうな麦わらストローを復活したら受けるのではないか。使った後は帽子にもなる。木のストローはスギ材もいいが、クスノキもいい。記者はいつも葉っぱをちぎって匂いを嗅ぐ。鎮静剤の役割を果たしてくれる。

アキュラホーム&キャピトル東急 世界初の「木材ストロー」開発・導入へ(2018/12/11)

 

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